てなもんやLOVE & PEACE

 てなもんやLOVE & PEACE

8・北海道2009.5.2



おれら日本人は、日本の国が進む道を決める権利は、国民自身にあるんだって、みんなの前ではっきり言って、この憲法を作ったんだ。
政府が戦争みたいなおっかないものを、もうやらないように、
日本の人はみんなおんなじように自由だしさ、
ほかの国とは仲良く協力してさ、
おれらの子どもや孫や、そのまた子どもや孫を守るってのがいいべさ。
だから、おれらは決めたんだ。誰もずるしないで、国の代表の国会議員を選んで、その人たちに行動してもらおうってさ。

政府が持っている力は、国民が政府を信じているから預けてるんだべさ。
政府の権限は、国民の代表として、国民のために使うものだしさ。
おれらの憲法は、国で一番えらいのは、国民だって決める。ずっと平和であるようにする。国と国が仲良くする。政府は国民のためにある。こういうことを決めたんだ。
地球で生まれ育っている人たちにとって、これが、一番大切なことだから、これを基本にして、憲法を作るんだべさ。
だから、こういう大切なことに合わないものは、どんな憲法も、法律も決まり事も、天皇の命令でも、イヤだというし、ダメだべ、辞めるべって言うんだ。

おれらは、ずっと平和であってほしいって、なまら希望します。人と人の間にあって当たり前の高い理想をよおく考えて、世界中で平和を愛する人たちの正義や強い気持ちを信じるんだ。信じることは、おれらの安全と命を守るはずでしょや。

おれらは、この地球の上から、
権力で押さえつけたり、
誰かの命令で、無理やり言いつけを聞かなきゃならんようなことになったり、
自由を奪われたり、
窮屈だったりすることを、ずっとずっとなくして、
平和のままにしておきたいと努力する国際社会の
名誉あるメンバーになりたいって、なまら願います。
世界中のみんなが平和で、なんにも怖がらないで、
腹ぺこにならないで生きる権利があるって、認めるべ。

世界中のどの国も、
一つの国だけがいいなんてことはないべ。
全部の国が、みんなちゃんと、自分たちで自分たちのことを決められる国同士として、お互いにつきあっていくのが、いいんでないかい。そう信じるべ。

こんな高い理想を目的のために、持っている力を全部使うべ。日本っていう国の誇りにかけて、誓うべ。


北海道弁  山口悟風さん (上川地方)

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