何時間前のことだろう





俺たちがこの地へやってきたのは











俺たちは、テニス部レギュラーによる合宿所へ向かっていた



「お!越前!!そのおかずくれ!」
「いやっすよ!桃先輩全部食べるんだから!」
「桃城・・・自分のを食べろ」
「ういっす・・」






合宿所へ向かうバスの中、丁度お昼時。全員
全国大会に向けての強化合宿だと聞いていたので、ほとんどが期待を胸にその場へ向かっていた





昼飯を食べ終えた頃、その時不二がポソリと言った





「・・・ねぇ。なんだか変な感じしない・・?」



「えぇ~?別に何も・・・あ・・にゃんか・・眠くなってき・・・・・」
「・・・英二?」
「・・・・・」
「英二!!?」





『ドサッ!!』





不二が菊丸の異変に気づき、肩を揺らすと
菊丸はその場で倒れた







周りがざわめいた







「え・・英二!!?おい大丈夫か!英・・・」




菊丸にかけよった大石までもが、菊丸と同じように急にドサッと倒れた


「一体・・何が起こっているんだ!!」


手塚がバッ立つと、そのいきおいで思い切り息を吸い、手塚も倒れ眠りについた






そして、その2分後には全員、バスの中で意識を失っていた・・・





バスの中にまき散らされていたのは、催眠ガスだった




思えば変だと思ったんだ・・・



バスの運転手がどうしてマスクをしていたのか
催眠ガスを吸わないためだったのだ・・・・・・













・・・なんだ?このにおいは・・






(血!!!?)






始めに目覚めたのは手塚だった
あたりには人間の血の匂いが漂っていた




「ここは・・教室・・・?」


「ん・・?手・・塚?」




二番目に気がついたのは不二だった


「不二!よかった・・無事だったか」
「多分みんな無事だと思うよ?でも・・この匂いは・・血?」



「あぁ・・だろうな」






手塚と不二が話していると皆の目が覚めた





「ここ・・どこなんすか?」
「俺もわからないんだ・・どうやら廃校になったどこかの学校らしい・・・」





パパン!パパパン!





「!?みんな!伏せろ!!」





冷え切った教室の中、銃声音が鳴り響いた






「な・・っ 一体何が・・・」






静かにしなさい!!




どこかで聞いた声・・・その声に一番反応したのは不二だった





「観月・・っ!?」




そう・・聖ルドルフの観月だった





「他の学校のみなさんもお目覚めのようですね」




教室を見回すと、そこには氷帝の『忍足侑士』『向日岳人』山吹の『千石清澄』不動峰の『神尾アキラ』『伊武深司』聖ルドルフの『不二裕太』がいた。






「あ・・兄貴!!?」
「裕太!?どうしてここにっ・・・」



パパン!!!





「黙りなさい!!!」





観月の放った銃音が教室内に鳴り響く






「さぁ皆さん。ここに集まってもらった理由を話しましょう」





これから国防上必要な戦闘シュミレーション『プログラム』の開幕式を始めます







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