「錬金学園」 -第4章-











あれから、エドとアル、ロイは食事に行き、その夜も3人で
馬鹿騒ぎをした。その次の日の朝、隣の人達にこっぴどく叱られた

















「あ~ぁ。今日も勉強カッタリィ~・・」




「兄さん・・学校なんだから、当たり前だよ(汗)」




エドは、一日一回必ず『かったるい』というい言葉を使う
勉強を好き好んでやる人は、エドたちのクラスではアルくらいだった








「僕は結構好きだけどね。勉強」




「はーはー羨ましいことだな」

















かったるいなどと言ってはいるが、エドはクラスの中でも
優秀で、クラスではトップ。そして2位はアルだ








「そういえば兄さん。次、理科のテストだよ」



「ゲッ!?まじかよ!!そういえばそんなこと・・」



「今日は兄さんに負けないよ?」



「ヘッ!どうだかな」








二人は笑いながら、理科室へと向かった



































「いやぁ~テストが簡単でよかったぜ!」
「うん。今日のは簡単だったよね」






昼休み。昼食を食べ終わったエドとアルは、教室で話しながら
次のチャイムが







「でも、絶対負けねぇからな・・ケホケホッ!」






「兄さん・・風邪?」




「し・・心配するな!っ・・コホッ」







エドは苦しそうにせきが出続けた
呼吸があまりできないらしく、顔が赤くなってきている






「ゲホッ!カハッ・・ッ」







「に・・兄さん!?兄さん大丈夫!!?」






「ァ・・・ル・・ッゴホゴホッ!!」








周りがざわめいた








クラス全員が心配そうにエドを見ている
エドはアルの膝に横たわり、息を整えようとした。




先ほどより多少はよくなったが、それでも呼吸が乱れ涙が一滴流れた

















その時だった

















「エドワードはいるか?」








「マ・・マスタングさん!兄さんが・・兄さんがっ!」








「っ・・!!?エドワードどうした!!?」







グッドタイミングでやってきたロイは、エドの所に駆け寄った






「一体何があったんだ!?」




「わ・・わからない・・突然せきが止まらなくなって。病気もってないのに」







「・・・風邪が悪化したか・・?」





エドのセキは止まることがなく、悪化するだけだった
目を閉じて、意識はもうほとんどなかった





「このまま放っておくと・・死ぬ」






「え・・っ!?い・・嫌だ!マスタングさん!どうすればっ・・」



































く・・苦しい・・っ息ができない・・俺・・このまま死・・

















・・・・あれ?息ができる・・?なんだろう・・楽になってきた


























「あれ・・ここは・・?」




エドが目を開けると、教室じゃなかった











「目が覚めたか」








「マ・・マスタングッ!!?コホッ・・ここは・・?」








「ここは保健室だ。それと・・あまり大声を出すな」








自分は今、保健室にいてマスタングが隣に座っている。
考えられることは一つ








「・・あんたが連れてきてくれたのか?」





「他に誰がいる」







ロイはプイッと横を向いた








「・・だけど俺・・どうして息ができたんだ?
なんだか・・急に息が戻ってきて・・暖かくなって・・」








「いずれわかる時がくるだろう・・さ。じゃぁ私は戻る」








カタンと椅子を立ち上がると、ロイは保健室を出ようとした

















「マスタング!!」
「・・?なんだ」

















「ありがと・・な」


























エドは少し顔を赤くしてそう言った








「・・・あぁ。多分、お前は寝不足だ。最近、遅くまで勉強してただろ」








ピシャンッとドアを閉めて、ロイは教室に行った

















「アルにも言ってなかったのに・・クソッ!なんか・・」

















あいつには・・全部、見透かされてそうだ・・


























「兄さん!兄さんもう大丈夫なの!?」





教室に戻ってきたエドに、アルは大丈夫!?と連呼した








「し・・心配するなよ!もう大丈夫だからさ」

















「エド君・・大丈夫?」

「エドワード大丈夫なのかよ?」

















「え・・?」








その時、今まで話したことがなかったクラスの人たちが
エドに話しかけてきた

















「お・・おう!もう大丈夫だぜ!」








「よかったぁ・・今までゴメンネ。エド君、特待生だったから
話しかけずらかったの・・」

「1ヶ月たっちまったけどさ。これからもヨロシクな!!」








エドは、今日一日で友達というのがたくさん出来た
それを見て、アルは表情には表せないけど、笑っていた







「あ・・あぁ!!これからもヨロシクな皆!!」


























教室は、今までないくらい活気溢れたムードになった












「よかったな・・エドワード」






















「そして、教室のドアの向こうでロイが微笑んでいた


























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