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私は原則として、活動主義者であり、積極主義である。
物事は周囲から、そうなってきたときは「勇気を奮い起こしてなせ!」という信仰である。
一時に一事を一心にすべきである。
先のさきまでを思いはかることは、心に倦怠をおぼえ、清新さをうしない、心が散ってかえって効果がないものである。
だいたいの見当はつけなければならないが、あまりもくろみすぎ考えすぎても、けっしてそのとおりにはならないものであるから、ただ、そのときそのときに一心をつくすべきである。
数をあたれ。そのうち要領がわかる。
いろいろ体験し、いろいろ悟った人でなくては真の腹力はない。
理屈だけを先にまる覚えしてもなんにもならない。
まず、自分で局にあたって、その度ごとに道理をのみ込むのでなくてはならない。
時間的には、歴史を遠く見わたしてみなければならない。
そして、今日までわれわれの先祖がいかに考え、どんな行動をしたかを、よくよく思いめぐらすべきである。
このようにして心が豊かになり、考えが大局的になることができる。
この世の中はどんなものであるか、われわれ人間というものはどのようなものであるかを、つぶさに研究することがいちばんよいことである。
できる限り思うようにさせてやることだ。
多少のしくじりや損失などは、向上のためには、どんな場合にでもあることだ。
そんなことをけちけちといわないことだ。
生まれたての赤ん坊が、ひととおりのものをおぼえ、悟るまでのは、どれだけいろんな芸当をやらねばならないかということを考えてみるがよい。
知っている者、悟っているものからみれば、たわいもないことのようにみえることでも、それまでになろうとして努力しているものにとっては、一生懸命の仕事なのだ。
自分と同様に他のものをみることが、いちばん間違いのもとだ。
自分にはばかばかしいことも、他人には一生懸命なこともあり、自分には大切なことでも、他人にはなんでもないことでもある。
すべて、その人その者の立場になって同情してやらなければならない。