ちゅわん日記

ちゅわん日記

中学・高校時代



でも、夜、一人になると「私なんていないほうがいいのかな」と泣いていた。
みんな優しいから仲の良いふりをしてくれてるだけで、本当は嫌なんじゃないのかな。
私がいなくなれば、ほっとするんじゃないのかな。
家族も私がいないほうが、学費も生活費もかからなくてすむし、いいことだらけだ。
・・・そんなことばかり考えていた。

でも、本当に死ぬことはできなかった。
どんな死に方でも、誰かに迷惑をかけてしまうから。
こんな私が、死ぬ時まで人に迷惑をかけちゃいけない!
そう思っていた。

あの時に死んだりしなくてよかった、と今は本当にそう思う。
だって、そんなことしたら、旦那にもちゅわんにも、その他のたくさんの人にも出会えなかったんだから!
そんなこと考えられない。

家族が冷たいわけでも、友達がいないわけでもないのに、何であんなことを考えていたんだろう?
それが思春期なのかな?

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