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高架下に住み、廃品を集める事を生業としている「アジア総合商会」の人々と、
その中で育てられた兄妹カン(音尾琢真)とビン(小島達子)。 ある日、借金の返済のために働かされる事になったミズノ(大泉洋)と、 フィリピンから出稼ぎに来たエミー(山村素絵)が高架下にやってくる。 同時に、ひょんなきっかけからカンの描いた絵がビンのものとして世の中の注目を浴びる事になり、 アジア総合商会の生活は一変する。変わっていく周囲にとまどいつつも、 流されていくビンと取り残されていくカン。 ミズノと、信じていたエミーの裏切りと絶望の先にカンが見つけた楽園とは・・・。 オープニングと中盤でカンとビンが歌うオリジナルのテーマ曲を岩尾亮が製作。 ピアノアレンジ等、色々なシーンで使われる。 この公演から、これまでのイナダ組の公演に頻繁に登場してきたダンスの代わりに(?)、 生歌を歌うという傾向に変わってくる。 |