無力
何も出来ない
ただ立っているだけ
立ってもいないかもしれない
ただいるだけ
いや本当はいないかもしれない
何でも出来ると思ってた
「君は何でも出来るね」
大人達はそう言ってくれたから
自分は何でも出来るんだと信じてた
そんなこと、有り得るはずなんかなかったのに
何も出来なかった
君が去っていくのを
ただ眺めるだけしか出来なかった
いや本当は眺めてもいなかったのかもしれない
ただ 君が去っていくのを感じたんだ
何も出来なかった
自分はこんなにも何も出来ない奴だったのか
やっと思い知らされた
無力


