ちびろずるーむ

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アイルランド紀行(3)


そうそうニューグレンジのビジターセンターにて、自分用のお土産を買った。
銀細工の職人さん手作りのシルバーペンダント。展示即売みたいなものか。

ちょっと高いなぁと思ったものの、パッと見で気に入ってしまったのがあって。
高いだけあって、ずっしりと重い。先ほど見たばかりの渦巻きみたいな模様。

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で、聞いてみると、これはケルト模様で夏と冬を表すんだそう。そうわかったら
なおさら欲しくなって。でもとりあえず「ディスカウント プリーズ」と、言ってみた。

大正解。5ユーロ値引きしてくれたから。他にも良さそうなのがあったけれど、
まだ旅は始まったばかり。1つで我慢する。他の売店で、絵葉書なども買った。

午後は、アイルランド人の心の故郷「タラの丘」。11世紀頃まで、ケルトの文化
と政治の中心だったらしい。今は草で覆われた丘に遺跡がポツンとあるだけに。

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それよりなにより羊が放牧されているせいで、草一面糞だらけ。気をつけてって
なもんじゃない。遺跡より糞が気になったタラの丘。滑って転んだ人は大丈夫?

アイルランドにキリスト教を広めたとされる、聖パトリック像。運命の石が立つ丘。
放牧されている羊の群れ。そして英語とアイルランド語=ゲール語の併用看板。

ゲール語とは、アイルランドの第一公用語だが、現在は、西海岸や山岳部でしか
使われていないそう。しかしこのゲール語って、英語以上にさっぱりわかりません。

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今夜は、外資系ホテルで。ダブルベッドの部屋は、広くて快適。今回、素敵な部屋
ばかりだったので、朝の散歩は止めて、少しばかりの部屋ライフを楽しんだりして。

夕食は、シーザーサラダにアイリッシュ・シチュー(羊肉)、そしてジャガイモの食べ
放題。デザートは、生クリーム入りのプチシュー。ジャガイモは、ホクホクして美味。

アイルランド風お袋の味だというアイリッシュ・シチューは、羊肉の匂いがあったりで
どうも食べられなかった。ジャガイモも美味しいけど、たくさんは無理。残してしまう。

この日、憧れの「ニューグレンジ」で興奮しすぎたのか、はたまた時差ボケのせいか
すごく疲れて眠たくて。みんなよりも早く部屋に戻って、楽しむ間もなく眠ってしまう。



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