4日目。今日は、2つの美術館に行きます。午前中に、ルーブル美術館。
午後から、オランジュリー美術館。着物でも洋服でも良かったのですが、
まだ出していない帯柄があったし折角なので、頑張って着物にしました。
曇り空でも、ルーブル美術館の駐車場は地下にあるので、傘は不要です。
此処は、3回目。初めての時は、友達と2人で迷って大変でした。前回は
ガイドさんと。今回も同じ所を廻りそう。でも着物だと気分も変わります。
団体の人数制限があるので、着物チームと洋服チームに分かれました。私達の
案内は、いつもの面白い女性ガイドさんで、とても嬉しかったです。此処は、
ナポレオン・ホールという受付エリア。ガラスのピラミッド下で明るいです。
かつての王宮を改装して、フランス革命後の1793年に開館されました。
収蔵品は、約30万点。その中から随時2万6千点を展示する世界屈指の
美術館です。美術品だけでなく、床や天井、間取りまでも素晴らしいです。
いつかルーブル宮を着物で歩きたいという私の願いは、今日、叶いました。
2階と1階をつなぐ階段途中にあるサモトラケのニケ。船のへさきに置か
れていた勝利の女神!大好きです。この前で集合写真を撮ってすぐ、ミロ
のヴィーナスへ。モナ・リザに行くのに、またきっと此処を通るでしょう。
こちらは歴代の王様の肖像画が勢揃い。此処は、初めて。この肖像画って実は
織物なんだそうです。ビックリしました。それならいつまででも保ちそうです。
それぞれの時代の髪型や服の流行が、これを見ただけで分かるのが良いですね。
案の定ニケに戻り、そして宗教画にラファエロ、ダ・ヴィンチ、ヴェロネーゼ。
モナ・リザは、この通りの大人気大盛況でした。今まで2回間近で見ているので、
この人混みをかき分けて見なくてもいいと思い、遠目で眺めていました。遠くでも
何処からでもモナ・リザは、こちらをちゃんと見つめてくれます。不思議ですよね。
これは「ナポレオン1世の戴冠式と皇妃ジョセフィーヌの戴冠」大きな絵画です。
ヴェルサイユ宮殿に、一カ所だけ異なる同じ絵画がありました。違いは、見えま
せんが1人の女性のドレスの色です。それを見るのに前に前にと近寄りました。
なるほど。すぐに発見。私の今日の帯は、昨日よりも若干上の絵を出しています。
ドラクロワやジェリコーなどもたくさん鑑賞して、1階へ。ミケランジジェロの
彫刻を見て、終わりとなりました。約2時間、早かったです。たっぷり鑑賞出来
ました。トイレ休憩&ミュージアムショップでお買い物タイム。楽しかったです。
大人気で黒山だかりで、近づくことすら出来なかった、逆ガラスのピラミッド。
これを見ると、「ダ・ヴィンチ・コード」の小説を思い出します。懐かしい。
急いで記念撮影をしました。ルーブル美術館は、終了。これから、ランチに~。