2009年3月に韓国旅行したとき、ソウルの仁寺洞にある
「国際刺繍院」
というお店で購入した、螺鈿漆器の小箱です。
私はガラスも大好きですが、螺鈿も大好きです。
折角、螺鈿の本場・韓国に行くんだから、素敵な螺鈿漆器の
小物があったら、ひとつ記念に欲しいなと思っていました。
アンティークや大きなモノは、それなりのお値段がするでしょう
けど、小箱などの小品ならお土産店にでもあるはず、と期待して。
でも実際は、なかなか見つかりませんでした。螺鈿漆器の小箱
というものは、たくさんあるんです。でもこれって思うモノが。
仁寺洞のメインストリートを歩いているとき、「国際刺繍院」の
前を一度通り越しました。そのとき何かとても気になるというか
気にかかってしまって、すぐに引き返してお店に入りました。
刺繍院というだけあって、とてもきれいで素敵な刺繍の小物類が
所狭しと置いてありました。巾着、針刺し、栞、ポジャギなど・・
螺鈿漆器の小箱は・・・ありました。いろいろ種類があります。
日本語堪能な店員さんが、手にとって説明してくれました。ふと
とても気になるのがありました。箱の中までも、とても素敵です。
「ちょうちょは幸福の象徴です」と教えてくれました。これに決定。
「これはとても高価なものです」とも。空前の円高を感謝しました。
本当に素敵です。とても気に入っています。あれから螺鈿漆器の小箱
はどこかで見ますが、これ以上のはありません。素敵な出会いに感謝。