ちびろずるーむ

ちびろずるーむ

その9




バスにはもう他のホテルに泊まっていた方達が居て、もう一カ所

廻ってから、食料品店に寄ったのですが、もう誰も何も買わずで、

トイレだけ借りて、空港に直行しました。1時間程かかりました。

出発するまで、2時間くらいもあります。そしてこの日は、空前の

円高。折角なので、免税品店でお財布を購入しました。嬉しい~!


友達と待ち合わせの時間を決めて、フリータイムに。一度、端から

端まで歩いてみたいと思っていたので、あちこちウロウロとしてい

ると、いきなり音楽と共に宮廷行列が始まりました。華やかな民族

衣装を着て、しずしずと目の前を通ります。私も写真を撮りました。



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絶えず止まることなく歩いていくし暗かったので、上手に撮れませ

んでしたが、こんな感じです。みなさんモデルさんなのか背が高い!

韓服もとても素敵です。この行列が隅々まで通って行かれ、2時間の

うちにもう一度見ました。こういう素敵なサービスって良いですね。


まだまだ時間があるので、文化体験施設に行ってみました。すると

拓本体験が出来るようになっています。パスポートさえあれば誰でも

OKなので、早速してみました。順番待ちもなく、もちろん無料です。



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これは蓮の花。昔から国を守るという願いが込められているそうです。

軒先瓦の先端にある模様の部分だそうです。瓦の模様には、唐草や宝

相華、動物の鬼面などがよく用いられるそうですが、この蓮の花は特に

よく使われていたそうです。なかなか根気がいる作業ですが、楽しい。

完成すると、日付とハングル語で私の名前を書いてくれました。嬉しい。



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まだ時間がたっぷりあったので、今度は別の文化体験施設で、虎に挑戦。

昔から虎は、邪気を退ける守護神として、人間を害する火災・水害・風害

を防ぎ、疾病などの痛みを和らげると言われていたそうです。カササギは

吉報を伝えるという意味で吉兆を象徴しています。カササギと虎が一緒に

登場する図は、厄払いや悪鬼払いのお守りとして壁や門にかけたそうです。



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拓本は、こんな型に和紙(?)みたいなのを置いて、水でまんべんなく

濡らします。うちわで表面を乾かしたら、タンポに墨を薄くつけて、ぽ

んぽんと紙を軽く叩いていくと、絵が浮き上がって来ます。これを繰り

返したら、出来上がり。簡単ですけど、墨の加減でムラが出来大変です。

東北太平洋沖地震や原発のことを何度も思いながら祈りながらしました。



長い韓国紀行を読んで下さいまして、本当にありがとうございました。

被災地の皆々様に、一日も早い平安が戻りますことをお祈り申し上げます。




その8 韓国紀行☆2011










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