2日目。1月のパリの朝は8時頃まで暗く、冬のヨーロッパを実感。
朝食はドリンク以外は、コールドビュッフェ。それでもパンは美味だし
他のヨーグルトも種類があったし、チーズや果物もあり良かったです。
ただ何処でもそうですが、野菜がないのは残念でした。毎朝、窓の外は
真っ暗でした。今日は午前中、観光バスで市内観光&ランチです。パリ
在住の日本人女性Aさんが、車窓からの眺めを説明して下さいました。
ホテルは郊外にあるので、市街地に出るまで家並みや通勤の人々、乗り物
や建築物、名所などがずっと眺められて、所々の説明でも楽しかったです。
この日のお天気は、曇りときどき小雨。気温は午前中は10℃。陽差しは
全然ありませんでしたが、寒さは感じられません。それは有難かったです。
どんどんと走っていると、とても有名な歴史的建造物が登場しました。逆で
残念だったのですが、ノートルダム大聖堂です。一部だけでも素晴らしいです。
私のなかでパリといえば、此処。だからゴシック様式の外見だけでもう感激。
大聖堂の内部と有名なバラ窓のステンドグラスは、後日、拝むことになります。
ゆっくり眺めたいのに、信号にもかからず、バスはどんどんと進みます。次に
向こう岸に見えて来た壮大な建物は、憧れのルーブル美術館でした。走れども
走れどもルーブル美術館で、まるで迷宮のようです。美術館巡りも、また後日。
フリーパスで入場出来る便利な「カルド・ミュゼ 1日券」を購入しました。
ルーブルが終わると、すぐ左手にオルセー美術館が見え出しました。こちらは
元駅舎で、大きな時計と宮殿のような優雅な外観が特徴です。とても印象的です。
コンコルド橋を渡ると、右手にオランジュリー美術館が見えました。でも只今
修復中。壁一面のモネの睡蓮がとても有名ですが、残念。また次回のお楽しみ。
そしてフランス革命にルイ16世、マリー・アントワネットなど1343名が
処刑されたコンコルド広場。中央には、エジプトから贈られた「オベリスク」。
オベリスクは、3400年前に贈られたもので、1998年には塔頂に輝く金の
ピラミディオンが、取り付けられたそうです。夜は、ライトアップされてキレイ。
広場をぐるりと廻るとシャンゼリゼ大通りになって、彼方には凱旋門が見えます。
「お~シャンゼリゼ♪」も冬のせいか静かですが、車は多くてさすが1号線ですね。
バスは凱旋門をぐるりと廻ります。ナポレオンが夢見た栄光の門。展望台に登れば
美しいパリの街並みが一望出来ますが、このたびは残念ながら、行きませんでした。
夜のシャンゼリゼにはまた来ることになりますが、凱旋門は少し離れているので、
遂に車窓以外は、近くで見ることもなく終わりました。そして未だに登らずです。
バスでの市内観光で、唯一下車して観光したのが、エッフェル塔の展望台でした。
といっても一番高いところでなくて、1階と呼ばれている一番低い展望台でした。
エッフェル塔の名前の由来は、設計者ギュスターヴ・エッフェル氏からです。夜の
ライトアップは、2013年までの限定で、延長を望んでいる人が多いみたいです。
駐車場は特別なく、近くに路上駐車となりました。そのとき小雨が降っていまし
たが気にせず。屋根もあることだし。塔の真下まで歩きました。エッフェル塔は、
フランス革命100周年を記念して行われた、第3回パリ万博博の際に建てられた
当時は「景観を損ねるモノ」として不評だったのが、今では、ランドマークです。
すっかり街に溶け込んでいるような気がしました。晩は、イルミネーションが
瞬きます。ちょっとギラギラしているようで、何となく趣味が悪いような気も。
夏はずらっと並んで、下手をすると2時間以上も待つと聞きましたが、今は冬。
全然です。真下から覗くと、鉄が器用に組み合わさっていてすごい迫力でした。
展望台まではエレベーターか階段で上がることが出来ます。最上階まで全部階段
なら、1792段だそうです。足腰に自信のある方は、どうぞお試しになって!
ツアーでは時間の関係で、57mの1階まで。斜めに登るエレベーターでした。
結構高さを感じました。次回はぜひ最上階まで上って、市内を一望したいです。
展望台からは、パリ市内を360度眺めることが出来ます。曇っていますが、
こちらはモンマルトルの方面。丘の上に、サクレ・クール寺院が見えています。
まだパリに来たばかりで、目立つ建物以外は、何が何だか分からずという状態。
それでも上から見ると遠くまで見えて、晴れていたらもっと見えたかもと、残念。
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