「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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四姉妹とおうちのそだて方
ミョウバンを使ってみる
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ミョウバンを使ってみる
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●ミョウバン
日本では、食品添加物として、漬け物の発色剤や麺のかんすいとして使われています。ヘナをする時に加えると、発色が良くなるというのも、金属分が含まれているからでしょう。
ミョウバンとは、カリウムやアンモニウムなどの金属とアルミニウムなどの金属が硫酸塩の形でむすばれた複合塩の総称です。
現在市販されているものは、メーカーが工場で合成したものですが、自然物としても採取されます。別府のミョウバン温泉は有名ですし、古代ローマ人は、制汗剤として日常的に使われていたと言われます。つまりミョウバンは世界最古のデオドラント剤でもある。
ヨーロッパでは、このミョウバンが結晶となった天然塩を「アルム石」と呼んで古くからデオドラント剤として使用していました。
現在は、日本でも天然アルム石に殺菌作用のあるフェノール等の化学物質を配合して自然に近いデオドラント剤として販売されています。
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ミョウバン原水の作り方
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この原液は冷蔵庫の中に保存するなら、1ヶ月近くもちますが、100円程度のものですから1~2週間に1回程度新しいものを作るのがよいでしょう。
■ミョウバン水の作り方■
焼きミョウバン 50g (生ミョウバンならば75g)
水道水 1.5リットル
空き容器 (ペットボトル等)
ミョウバンはすぐには溶けません。涼しいところでそのまま2~3日放置してください。ミョウバンの結晶が溶けきって、液体が透明になったら、原液の出来上がりです
容器に『ミョウバン水原液』と書いたラベルを貼っておけば、他と間違える心配がなく安心です
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ミョウバン原水の応用編
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●より消臭作用を強くしたい場合には、水道水の代わりに、濃い目の緑茶で溶かします。緑茶のカテキンは強い植物消臭作用がありますので相乗効果が期待できます。さらにその中にレモン汁をたらしてもよいでしょう。レモンの香りがマスキング効果をもたらすのです。
●さらに、原液を30~50ccくらいお風呂に入れて、ミョウバン浴をするのもよいでしょう。ニオイだけでなく、子供のあせもやアトピーにもよいようです。ただ、あまり濃くすると酸性の作用でお風呂の金属が傷むことがありますので注意しましょう。
●風呂に適量(20~50ml程度)入浴剤のように入れ使います。肌がさっぱりとします。乾燥肌の人には不向きです。汗や臭いを抑える作用があるので、夏場のお風呂に適してます。
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■布巾の雑菌を抑えて悪臭を消します■
洗面器の水に50cc入れて3分間浸けるだけで漂白剤よりも安全で効果抜群です
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■洗濯のすすぎに使うと生乾きの悪臭が出ません
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合成洗剤はリンスを入れるタイミングで、石けんの場合はよく濯いでから、50ccから100ccいれてください。汗をかいても衣類が臭くなりません。靴下の悪臭も消えます。注意/石けんは、よくすすがないうちに入れると石けんカスが出来ます。
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■全自動洗濯槽のカビ取りに■
洗濯槽の水を低水位まで入れます。そこに2カップ(400cc)程の「みょうばん水」を入れ、普通コースで洗濯機を最後までまわしてください。「みょうばん水」は衣類や人体にも無害なので安心です。
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■浴室のカビ取りに■
カビの発生は石鹸カス等の栄養分・湯気や水気などの湿気・20~30度の温度の3つの条件がそろった場合に発生します。タイル目地にカビが発生した場合は、「みょうばん水」の薄め液をつけて歯ブラシでこすります。
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■浴室の鏡の曇りを取る■
浴室の鏡が曇るのは主に石鹸カスです。「みょうばん水」の原液をつけて歯ブラシでこすってください。ガンコな場合はしばらくそのままにしてから洗い流して下さい。「みょうばん水」は体に無害なので安心です。
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■まな板や包丁の匂いを取る■
魚やたまねぎ、にんにくを切った後の嫌な匂いは洗剤できれいにまな板や包丁を洗った後、ペーパータオルに「みょうばん水」をつけて拭くとにおいがなくなります。「みょうばん水」は人体に無害なので安心です。
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■食器洗浄機のカビ取りに■
石けん分の入っている洗浄剤を使っていると全自動洗濯機と同じように内部にカビが発生する場合があります。そんな時は食器洗浄機のクリーナーとして「みょうばん水」だけ100cc入れて普通にまわします。
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■コーヒーメーカーの清掃に■
水の替わりに「みょうばん水」を入れて電気を入れると汚れが出てきます。2回ほど汚れが澄むまで水ですすぎをします。当然ですが清掃の場合はコーヒーはセットしないで下さい。
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■食器洗いの手荒れ防止に■
食器用洗剤は中性と表示されていますから、お肌に安心と思っていますが、お肌は平均ph5.0前後ですから本当にお肌への負担が無いのは弱酸性なんです。洗物の最後に「みょうばん水」で弱酸性にすると手あれ防止効果が期待できます。
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■生ゴミの臭いを消す■
生ゴミの臭いを消したいときは「みょうばん水」を10倍に薄めて振り掛けます。有害菌を抑えたり有害菌を減らす働きがあるので、一石二鳥です。 布巾の嫌な臭いを消す 洗面器にキャップ1杯の「みょうばん水」を入れて布巾をすすいでください。これだけで雑菌を抑えて嫌な匂いを消します。塩素・消毒等と違って自然の力ですから安心です。
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■やかんの内側の垢を取る■
「みょうばん水」をキャップ1杯加え、約20分沸騰させます。これで、すっきりピカピカです。又は沸騰しないでも、そのまま一晩中置けば、次の日には、すすぐだけでもピカピカになります。注意~アルミには向きません
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■がんこな鍋の焦げを取る■
焦げに「みょうばん水」がなじむ程度入れます。お鍋を火にかけ焦げが泡がたってきたら2分ぐらいで火を止めて冷まします。焦げが、パリパリになってこすればきれいにとれます。注意/アルミには向きません
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■テープをきれいに剥がす■
ガラスやプラスチックに貼りつけたテープは「みょうばん水」を染み込ませた脱脂綿やティッシュペーパーをテープの上にしばらく置くと、とてもきれいに取れます。
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■畳の変色を防止する■
水で薄めた「みょうばん水」を固く絞った雑巾でふきます。2週間に一度くらい「みょうばん水」で雑巾がけをすれば、ある程度、黄ばみは押さえられます。
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手作り石けんで、アルカリを中和する■
手作り石けんには、アルカリ剤を使います。アルカリ剤が手に付着するとお肌を傷めますが、ミョウバン水を付ければ中和します。手作り石けんで使用した器具などもミョウバン水で中和しながら洗うことで排水に強いアルカリ剤を流さないように出来ます。尚、クエン酸などでも同様の効果があります。
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■なぜ「みょうばん温泉」はお肌にやさしい?■
その理由は、酸性が皮膚の細菌の繁殖を防いでいるからです。化粧品のほとんどが弱酸性なのはこの理由です。アルカリ剤や水が皮膚に触れると皮膚の表面がアルカリ側に変わることがあり、お肌が元の弱酸性になるには1時間位かかると言われています。このため一時的でも皮膚表面が細菌の繁殖しやすい状況になります。この点、みょうばん温泉なら皮膚をアルカリ側にしないためお肌にやさしいのです。尚、みょうばんは皮膚科の先生によると一部の医療機関ではワキガの消臭などに古くから使われているそうです。
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