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徒歩でビワイチ気ままな歩き録。2024年6月1日 大津市 晴れ 最高気温26℃ 最低気温14℃湿度の低い爽やかな晴天。今回は日吉大社と西教寺をウォーキング。今回のウォーキングの順路は以下の通り。距離約13km。 JR比叡山坂本駅 ー 穴太衆の石積みの街並み ー 西教寺 ー 日吉大社東本宮 ー 日吉大社西本宮 ー 日吉大社奥惣社金大巌 ー JR比叡山坂本駅その2の今回は日吉大社巡拝をまとめる。日吉大社のシンボル、山王鳥居。日吉大社とは、比叡山の麓に鎮座し、およそ2100年前!の崇神天皇の時代に創祀されたとの伝え。全国の日吉・日枝・山王神社の総本宮である。本宮は東本宮・西本宮と2社あり、東本宮の祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)で古事記にもその神名が記されている比叡山の山の神である。西本宮の祭神は大己貴神(おおなむちのかみ)で、天智天皇の時代に奈良から大津へ遷都された際に奈良の三輪山から御神霊を迎え国家鎮護の神として祀られた とのこと。平安京遷都の折には、日吉大社の方角が都の表鬼門(北東)に当たることから都の魔除・災難除を祈る社としてまた伝教大師最澄が延暦寺を開いてからは天台宗の御法神として広く崇敬を受けた。中世に織田信長の焼き討ちで建造物すべてが灰儘に帰する災難に遭うもののその後の復興により今の姿になっている とのこと。(日吉大社パンフレットより)以上の通り極めて古い歴史を持っており、境内の社や石橋など建造物のほとんどが国の重要文化財である。特に2つの本宮殿は国宝に指定されているというとてつもないまでの文化遺産領域でもある。日吉大社入苑には拝観料(¥500)が必要。拝観料を払うともらえるパンフレット。かわいいお猿さんが紹介してくれている案内図。比叡山には猿が多く日吉大社でも信仰の対象となっており「神猿(まさる)」と呼ばれている。「魔が去る、何よりも勝る」に因んで大切にされているそうだ。東本宮の楼門前にある神猿岩。西本宮の前には本物の神猿さんがいてる。さて、西教寺から戻り東本宮の楼門に到着。10:00頃。東本宮楼門。重文。中に進み、東本宮拝殿。重文。手前にある樹下宮とその拝殿も重文。樹下宮の祭神である鴨玉依姫神は東本宮の祭神 大山咋神の奥さんとのこと。東本宮本殿。国宝。案内版。先に進もう。西本宮に向かう。途中、神輿の収蔵庫がある。7基の神輿が展示されている。パノラマ写真で撮ってみたがサイズが大きすぎてブログに貼り付けできず3分割で貼り付け。日吉大社の主な社殿の神輿のようだ。左から、三宮・牛尾宮・樹下宮(下の写真の左側と重複)中央が西本宮。左は樹下宮(上の写真右側と重複)、右は東本宮(下の写真左側と重複)。左から、東本宮(上の写真右側と重複)・宇佐宮・一番右、白山姫だったか忘れた。案内板。この神輿らも国の重要文化財とのこと。毎年4月に山王祭が開催されている。これらの神輿も重文といえど担ぎ出されるのだろう。東本宮から西本宮に行く参道には小さな祠が並ぶ。その隅にある忍耐地蔵(しんぼうじぞう)。杉の木の根元にお地蔵さんがあるそうだ。随分木の幹に飲み込まれ殆どのその姿は見えない。西本宮エリアへ。冒頭の山王鳥居。立地は駅からの参道を進み三ノ鳥居の次にある。「合掌鳥居」ともいわれ神仏習合の信仰を伝えると言われる。(日吉大社 Web Site より)西本宮楼門。重文。この楼門の屋根の四隅にはお猿さんがいて屋根を担いでいる。入口側の左右のお猿さんを撮ってみた。右側。左側。可愛らしい表情をしている。「そんな重たないで」「余裕やで」って言ってそうな感じ。昔の職人さんには時として遊び心がある装飾をするものだと改めて思う。西本宮へ。西本宮拝殿。重文。西本宮本殿。国宝。本殿の案内板。西本宮の前にある宇佐宮の本殿・拝殿、白山姫神社の本殿・拝殿ともに大変古い建造物で国の重要文化財に指定されている。本殿横にある社務所にて御朱印をゲット。パンフレットの7番の奥惣社への行き方を確認。東本宮手前の石段が参拝道になっているとのこと。そういえばこちらに来る途中に左右に小さな祠を備えた大きな石段があった。向かう。石段を登ったさきの参拝道... というか、かなり急角度の上り坂。約1km 30分の道のりらしい。頑張ろう。ふぅふぅ息切れ・汗だくで登ること30分程度。ようやくお宮手前の石段に到着。大岩の遙か上に社殿が見える。奥惣社の社の手前。晴天に社が映える。右側が牛尾宮、左側が三宮。どちらも重文。共に文禄4年(1595年)の創建。参詣道の急峻さがわかるアングル。昔の職人さんは時にとんでもないところにとんでもない代物を作ってしまうものだと感じる。金大巌(こがねのおおいわ)。日吉大社始まりの地といわれるパワースポット。この奥宮、しんどい思いをして登ってきただけの価値あるものがあった。琵琶湖南湖を広く見渡す絶景だ。絶景を眺めつつ汗が引くまで休憩。乾いた春風がとても心地よい。訪れる参拝者も殆ど無く小鳥のさえずりと風の音だけの空間。登頂の達成感と共に心が清められる思い。さて、では下山し昼食としよう。下山も転ばぬよう注意。この参道の急さ加減よ。写真でわかるだろうか。昼食は、京阪 坂本比叡山口駅近くの蓬餅のお店 比叡・三九良 へ。焼きヨモギ餅お雑煮セット。蓬餅(あんこ無し)を網焼きして味噌ベースの出し汁に入れて食す。うまし。蓬餅(あんこ入り)を追加注文。おいしいねぇ。店内は全席座敷にテーブル席で、甲冑や大皿・扇子などが展示されている。また、小柄ながら庭園を配しとてもおしゃれで静かで落ち着けるお店。ごちそうさまでした。JR比叡山坂本駅に帰着。13:00。今日歩いた距離 13.6km 歩数 16,295歩歩いたコース。今日もしっかり歩きました。おつかれちゃん。
2024/06/02
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徒歩でビワイチ気ままな歩き録。2024年6月1日 大津市 晴れ 最高気温26℃ 最低気温14℃湿度の低い爽やかな晴天。今回は日吉大社と西教寺をウォーキング。西教寺のかざぐるまのトンネル。今回のウォーキングの順路は以下の通り。距離約13km。 JR比叡山坂本駅 ー 穴太衆の石積みの街並み ー 西教寺 ー 日吉大社東本宮 ー 日吉大社西本宮 ー 日吉大社奥惣社金大巌 ー JR比叡山坂本駅8:00 JR比叡山坂本駅に到着。前々回の比叡山延暦寺(徒歩でビワイチ㉓)と同様に石積みの街並みを歩く。延暦寺ウォーキングしたときに次は日吉大社を歩こうと決めていた。途中、ヨゴイチ(徒歩でビワイチ㉗)が挟まったが、今回、晴天の週末で決行。日吉大社までは約2km程度の道のり。神社までは駅から一本道。一ノ鳥居。駅から約400mほど。二ノ鳥居。一ノ鳥居から約400mほど。このあたりから石積みの街並みが神社まで続く。前回は日吉大社に向かう道路の右側を歩いたので今回は左側を歩く。こちらは石畳の歩道。途中、参道を逸れて石積みの街並みをウォーキング。石畳の路が続く。三ノ鳥居に到着。8:30ごろ。ここからが日吉大社の境内となる。しかし、神社入苑には拝観料(\500)必要で受付は9:00から。よって、西教寺に向かうこととした。西教寺は日吉大社から北方に約1kmの距離。日吉大社の傍から続く小道を征く。このあたりは古墳群にもなっており、途中このような場所も。琵琶湖西岸の高台を通る里道。八講堂千体地蔵。その昔、日吉大社の北方に 八講堂 という谷がありお堂があったそうだ。その近辺の村落では至る処に地蔵が祀られていて、田畑開墾などで出てきたお地蔵さんをこの地に集められたとのこと。(案内版より)西教寺に到着。拝観料を払うとパンフレットと共に貰える境内参拝順路図。西教寺は、正式名称を天台真盛宗総本山戒光山兼法勝西教寺といい 聖徳太子 の創建との伝え。その後、久しく荒廃していたが 慈恵大師良源 が復興。(件のかなり神ってる横川のドン 元三大師 である 徒歩でビワイチ㉖ より)さらにその後、文明18年(1486年)に真盛上人が入寺し再興、不断念仏の道場として天台真盛宗を興し今に至っている。真盛上人はこの寺の中興の祖として祀られてもいる。寺の本尊は阿弥陀如来。また、戦国の武将 明智光秀 が麓の 坂本城 の城主の時代に菩提寺として所縁が深いお寺であり境内には明智一族を弔う墓所がある。客殿・書院内の庭園は 小堀遠州 の築造で有名。最近ではこの時期に境内に多くのかざぐるまを飾って地域の風物詩としてメディアに紹介もされている。徒歩ビワイチでも麓の坂本城趾を巡った。(徒歩でビワイチ②)完歩後の史跡旧跡巡りとして来訪したかったお寺でもある。総門から本堂に向かう参道。もみじの緑が美しい。紅葉の季節にはさらに映えることだろう。かざぐるまもお出迎え。参道の行き止まりには勅使門。この門は天皇もしくは天皇の勅使しか通れない。脇道から進む。脇には宗祖大師殿。宗祖大師殿の唐門。立派な御門である。この門の破風には麒麟の彫刻が遇われている。明智光秀の大河ドラマ「麒麟がくる」はこれが所以だろうか?この門の建造は大正時代。宗祖大師殿。先に向かう。かざぐるまのトンネル。この先に明智光秀を弔う墓所がある。明智家一族の墓所。光秀を弔う墓標。人間50年下天の内を駆け抜けた戦国武将に合掌。案内版。すぐ傍には内室の煕子さんの墓所もある。本堂。重文。本堂・客殿・書院には大本坊で受付し入場することが出来る。大本坊の入口では麒麟に見立てた盆栽?作り物かな?、が出迎えてくれる。本堂には大変大きな阿弥陀如来座像が祀られている。見たところ3m位だろうか。大きい。その他、幾多の仏像も安置されていた。参拝・見応えのある本堂である。客殿・書院の御庭も大変立派なものだった。だがしかし、撮影禁止のため画像はない。境内最奥には、宗祖真盛上人の御廟がある。尊い高僧の墓所はいつも階段ばかり...墓所。西教寺は以上。これから日吉大社に向かう。が、長くなったので今回はこれでおしまい。次回、日吉大社を東本宮・西本宮・奥惣社と巡る。おつかれちゃん。
2024/06/01
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