会長のぶらぶら日記

会長のぶらぶら日記

第30期経営計画発表にあたり



「雪地獄 父祖の地なれば 住み継り」この地に生まれた宿命をしぼり出すように詠んだこの一句は、70年前の昭和13年1月1日、十日町市本町の映画館・旬街座に於いて雪害では前例のない69名の死者を出し、いま同地に残されている慰霊碑に刻まれている句である。
およそ6,000年前の先祖は生きるために獲物を求めてこの豪雪地帯にやってきた、やがて定住し縄文人となったと聞いた。この時から人は雪との戦いを始めたのである。
つらく長い冬を安全・安心に暮らすために雪樋やスノーダンプを発明し、自然落下屋根を考案し、融雪屋根や耐雪・克雪住宅を普及させてきた。いずれも私たちが生まれてから世に出てきたものばかりであり、終りなき進化は始まったばかりなのである。
「冬のくらしあんしん」は地域にとって欠くことの出来ない命題であり、地域存在の必須業種と考える。
この重要テーマをこの地に生きる者が自ら考えず誰が考えようか。雪国の進化の一役を担うこの事業は一命をかけても悔いのない仕事であるものと思う。
今こそ「冬のくらし安心」にフォーカスして特化し、冬の厳しい環境の中で生まれ育った専業メーカーとして叡智をあつめ、事業を磨き上げて抜き出た存在にならなければならない。
この直接的に地域に貢献できる事業で「この地に北越があってよかった」と言っていただけるよう、お客様からも社員からも一生付き合って大丈夫な会社づくりをして行きたいと考えます。地域でほかに代えがたく誇りを持って働ける企業を目指し、創立30年の節目にあたり一歩も退かない決意です。
この計画書はわが社の魂であり、憲法であります。社長はもとより社員全員の業務上の判断基準・日常行動の基準書です。
この計画書の結果責任はすべてトップの社長にあります。社員は計画書の実施に責任をもってあたっていただきたいのです。
自分たちの明るく豊かな明日を手に入れるために無理を承知でお願いします。
平成20年4月26日
北越融雪株式会社
代表取締役樋口功

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