おはなし大好き!!

~デンポウプー登場~



(はぁ~)
朝からため息のクーちゃん。さとしの結婚式に出れず落ち込んでいるようです。
(クーを忘れていっちゃうなんて・・・。さとしはひどいぷー。くすん。。。)
窓から見える観覧車をただボーと見つめています。

(ん?)
どこからともなく視線を感じます。ふと見ると新入りのプーさんがこちらを見ています。
切り株に座り、手にはハチミツのツボを持っています。
(はじめまして。ボク「デンポウプー」と言います。NTTで働いてます。
 あなたが「いおぎぷー」さんですね。よろしくお願いします。)
(お、おう。よろしくだぷー。)
突然のあいさつに、ちょっぴり戸惑い気味のクーちゃん。

(NTT?・・・デンポウ・・・プー・・・。ってことは、さとしの結婚式に出たのかぷー?)
(はい。披露宴の方に祝電を持って行きました。豪華でしたよ。
 料理もおいしかったです。いや~、やっぱり花嫁さんの両親への手紙は感動しますね~。
 思わずないちゃいましたよ。)
感慨深げに語るデンポウプー。クーちゃん、悔しさとうらやましさで言葉が出ません。
やっと出た言葉が
(引き出物は無いのかぷー。赤飯とか、ケーキとかはもらってこなかったのかぷー)
どうやらクーちゃん、結婚式というよりは、披露宴のおいしいご馳走がお目当てだったようです。
(さすがに引き出物はもらえませんでしたよ。一応、仕事で行ってますから。)
(そうかぷー。・・・シュン・・・。)
ガックリかたを落としているクーちゃんを哀れに思ったデンポウプーは
(よかったら、これ。食べます?)
と、持っていたハチミツのツボを差し出しました。
大好物のハチミツを差し出されたクーちゃんは
(しかたないから、もらってやるぷー)
と言いながら、がっついてハチミツをなめまくっています。

これで満足したのか、今夜は久しぶりに、はりきってプーさんの館へ。
「プーさんショー」開催にむけて、秘密の練習をしているクーちゃんです。
(ぷ~。)



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