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2020.01.19
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カテゴリ: ドラマ系の感想
「光秀、西へ」

天文十六年、美濃・明智荘は、度重なる野盗の襲撃を受けていた。
明智十兵衛光秀(長谷川博己)は、藤田伝吾(徳重聡)たち家臣とともに、
なんとか撃退するも、大きな被害が残った。
その戦いの中で、見慣れぬ物を見つけた光秀は、
野盗に囚われていた菊丸(岡村隆史)から、堺で作られているという鉄砲と知る。

明智城に帰った光秀は、親代わりである城主の叔父・光安(西村まさ彦)へ、
主である美濃守護代・斎藤利政(本木雅弘)に申し上げたいことがあると進言。

諦めきれぬ光秀は、稲葉山城へと向かう。
学友である斎藤高政(伊藤英明)に間に入ってもらい、利政と会えることに。
光秀は、野盗の襲撃を受けていること。鉄砲を持っていたことを報告。
見聞を広めるため、美濃から出て、旅がしたいと申し出る。
しかし利政は首を振らず。すると光秀は、鉄砲を手に入れてくると約束し、
旅の了承を得るのだった。

途中、様々な見聞をしながら堺の辻屋に到着した光秀。
主人の宗次郎(大塚明夫)に、鉄砲を買いたいと伝える。
だが、同席していた将軍奉公衆の三淵藤英(谷原章介)らは、光秀を嘲る。
準備するのに数ヶ月かかると言われてしまうのだった。
そこに、妙な男が現れ、宗次郎を叱責。


堺からの帰り、京に立ち寄る光秀は、
利政の病に伏せる正室・小見の方のため、約束した名医を探し始める。
路上の坊主の紹介で、望月東庵(堺正章)という医師のもとを訪ねるが、不在。
助手の駒(門脇麦)に借金取りかと疑われ。。。

敬称略




演出は、大原拓さん


話自体は、いわゆる戦国時代ではあるが。。。主人公は、明智光秀。


さて。当初の予定から2週遅れて、ようやく開始となった今作。

まあ、番宣をやり過ぎて、映像も見せすぎているので、

今回のエピソードは。。。。。見た物ばかり。

むしろ、見たことが無い部分を探すほうが難しいレベル。。。は言いすぎか。

ただし、前作《いだてん》を除けば。

昔から、結構、そういうコトがあるのが“大河ドラマ”なので。

あまり、気にしないことにする。

気にしない。。。といえば、初回時間延長についても。。。でしょうか。

初回なので、説明が多いこと。

時間延長なので、助長気味なこと。。。。等。。。も気にしない。

時代劇と言うか、時代ドラマに見えないのも、気にしないことにする。

。。。太っ腹な私!(笑)

あ、、、そうそう。

"ドラマ"なので、事実だ、史実だなんていうのは、無粋だし。

そんな学者先生の“物語”を、盲目的に信じるような愚かなことはしませんので。

そういうのも、無視である。


そこはともかく。

初回なので、気にしないことばかりなのだが。


やはり、どうしても、引っかかったことを。

分かっていたこととは言え。

ちょっと、いろいろなことを、詰め込み過ぎかな。

鉄砲については、野盗撃退で手に入れれば良いだけだし。

ラストあたりのドタバタにしても、

野盗の襲撃で、描いても良かったこと。

医師たちも。。。何らかの理由を付けて、旅をすれば良いだけ。

いや、菊丸と一緒に囚われていただけで成立する。

そう、主人公が旅をしなくても、序盤の襲撃で、全てを表現することは可能。

それを、ワザワザ。。。。


"ドラマ"なので、ダメだと言うつもりは無いんだけど。

時代を描こうとしていると、好意的に解釈したとしても。

やはり、繰り返し、同じような描写をしたのは、事実であり。

妙な既視感が生まれ、初回の中だけでワンパターンを感じてしまった。


以前、大河ドラマの某作で、あまりにも旅をし過ぎる主人公がいた。

"ドラマ"なので、無視出来る部分と。

逆に、無視出来ない部分があるのである。

が、御都合主義が過ぎてしまうと、面白味を失わせるのも事実。

今作は、初回から、そこに入っているような気がする。


次回に期待したいが。。。。



最後に、念のために書いておくが。

個人的に。。。ある要素が、足を引っ張るんじゃ?と思っている。

それは、キャスティング。

ダメというのでは無い。ただね。。。。。。ある意味、揃えすぎ。。。(笑)

言っておくが。。。これ、足を引っ張るからね!

私ならば、初めから見ないレベル。感想を書かないレベル。

まあ、ここは、変更不可能だろうから。

内容で勝負してもらうしか無いのだが。。。。



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Last updated  2020.01.19 18:45:28


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