◆ 国際結婚・新婚生活 ◆

出産

~出産~


8回目の陣痛促進剤を投入して私は眠りに付いた。

病院に入ったのは金曜日、そしてその日は日曜日。

あれから2日が経っていた。

その夜午前3時頃、陣痛の痛みで目が覚めた。

目が覚めた時にはもうかなりの痛みだった。

横に寝てたダーリンに痛みを訴え、点滴で痛み止めを繋がれていたのだが痛いときは自分でボタンを押すと薬が流れてくると言うシステムになっていた。

その痛み止めをあまり使いたくなかったがついに我慢できないほど痛くなったのでその痛み止めを押した。

看護婦さんにそんなに我慢しなくてももっと使って良いのよ、って言われていたが陣痛も我慢できなようでは駄目だとどっかで思っていたんだと思う。

喋れないほど痛くてダーリンにナースコールを押してもらい看護婦さんを呼んでもらった。

もうその時私はベットの横にある棒に痛くてしがみついている状態だった。

看護婦さんが先生を呼んできてくれ先生にサービックチェックをしてもらったところ子宮がもう開いていた。

私は先生に『麻酔打ってください』と必死に訴えたが『もう麻酔間に合わないから麻酔なしで頑張って!』と言われ、絶対無理絶対無理~~痛い~~~と心の中で叫んだ。

もうそんな時出てくるのは日本語のみ。

痛い痛い叫びながら、泣きながら、看護婦さんの呼吸に合わせ、踏ん張った。

後で聞いた話によると赤ちゃんは7カ月だから小さいけど普通の妊婦さんの出産より痛いらしい。

なぜかというとあの陣痛剤。。。

同じ体験をしたことがある方の日記を読んだのだがその人は普通出産で元気な赤ちゃんを3人も出産されており、元気な赤ちゃんを産むより、陣痛剤を打って産んだあの体験の痛みは比べられないとおっしゃっていた。

普通出産で産んだのがどれだけ楽だったかって言っていたのを聞いて、何だかやりきれない気持ちになった。

こんなに痛い思いをして産んでも赤ちゃんはもう死んでいるなんて・・・。

3,4回力んで赤ちゃんは生まれた。

産声もあげずに、静かに・・・。

ただ産道にすーーーって赤ちゃんが出る感覚がして、『あ、終わったんだな』と思った。

つづく



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