ともに歩こう　ＮＥＷ

今日は，土曜にしては珍しく仕事が早めに終わったので，

寄り道をして，家に8時半頃帰宅した。

すると，椅子に座っている母の様子がおかしい。

見るからに，いつもの顔つきと違うし，

言葉遣いもあまり明瞭じゃない。

腕を怪我していて血が出ているのに，

それに気づけない。

母は風呂上りのようで，一生懸命下着を着ようとしているが，

右腕だけで格闘していて，左を使おうとしない。

声をかけると，下着の裏表がわからないという。

認知症になったかと思ったが，

意思疎通は悪くないので多分大丈夫だと思った。

しかし，様子を見ていると明らかに左半身が

スムーズにいかない。

立ち上がっても，よろよろしてしまう。

母に慌てて，病院に行こうと言った。

母はふらふらするからもう寝たいと言ったが，

何とか準備をして病院に連れて行った。

ＣＴとレントゲン撮影の結果，やはり脳梗塞だった。

病院についたのは，多分夜9時半～10時頃。

話を聞く限り，恐らく夜7時前後に倒れたようだった。

先生によれば，今回は細い血管が詰まったということで，

今後太い血管がつまらないように，処置のため

しばらく入院となった。

看護師さんには，連休明けの火曜には主治医が決まり，

それ以降，様子を見てリハビリも開始するだろうと言われた。

母は，そんな状態で私が仕事から帰る前に

1人で風呂に入っていたのだが，

その後，病院に行って帰ってきてから私が

風呂の湯加減を見ると，かなり熱い。

今夜病院に行って帰るまで5時間は経っていたのだが，

それでも，手をずっと入れているのは厳しいほどだった。

それで，母は一体どれだけ熱い風呂に入ったのかと，

とても不安になった。

脳梗塞のせいなのだろうか？

このまま認知症みたいになったらどうしようか，

麻痺が酷くなってしまったらどうしようか，

とても不安だ。

父の四十九日が終わり，やっと少し落ち着いてきたのに。

明後日から，母は老人会の旅行だったのに。