とねりのテケテケノベル

とねりのテケテケノベル

第4話

「ビンセの回顧録って知ってるか?」ファウルスが確かめるように聞いてくる。だいたいだが俺の記憶にはその単語が記録されていた。
「ああ、知っているよ。あれだろう?その、伝説時代の皇帝たちのことを書いている作り話だろ?」

 「残念ながら、事実なんだよ。」心なしか、こんな緊急な時でも心なしか誇らしげである。「いったいどいうことだ?」俺にはまだ話が見えない。
「あの、エルフの話だよ」言われてみれば聞いたようなことがあったかもしれない。

 たしか、こんなかんじの話だったに違いない。この、グランドには元々別の種族がいたといわれていた。その種類は百以上ともいわれている。お互いの種族は領地を広げようと戦争に明け暮れていた。

 その戦乱を収めるために神がこのグランドに遣わせた種族がいたといわれている。その種族がエルフといわれている。そのエルフたちは神の命令通りにグランドを平定した。

 しかし、幾年かたつとエルフたちの一部が魔界の王の誘惑にのり反乱を起こした。それに、呼応して表面上の服従をしていた種族たちも反乱を起こした。かくしてまた戦乱になった。そのときに、平定に立ち上がったのが最果ての国の王ナセルである。


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