短編集『秋風ドロップ』予告ver2.1


1人では生きられない僕達は互いに身を寄せ合い仮初の安住と言う物を味わっていた。
しかし、僕達は生きる術を知らない。明るい世界へ出るには僕達はあまりに、荒み切っていた。
だから僕達は表へ出る事は無い。僕はクスリを売り、彼女は身体を売った。
そうする事で何をするでもなく日々を過ごしていた。
これが良いとは思っていない。思ってないがそれを止めようとしないのはきっと、僕らが幼かったからなのだろう・・・



キャラクター紹介


主人公『晃人(アキト)』20歳、♂
「俺は…どうしようもない馬鹿で、だからどうすれば良いか分からない。アイツのことも、ましてや自分の事だって何一つ分かっちゃいない。」

産まれてすぐに親に捨てられ孤児院に預けられ育った少年。
親に捨てられた事もあり人を信じられずに居るが、初めから捨てられた為かえってそれ程思いつめては居ない。
しかしそれはその事においてのみに限らず全ての物事、考え方に及ぶようになった。所謂放任主義者。
叶とは微妙な関係を築いており、自身どうして良いのか分からず、結局はだらだらと今の状態を維持している。
一人称は基本は俺だが素になると僕と言ってしまう。

ヒロイン『叶(カナエ)』19歳、♀
「日光に当たったりして、融けても知らないよ。」

晃人と同じ孤児院で育ったが、ここに来たのはもっと大きくなってからだった。物心ついてから捨てられた事で人を信じる事ができず、とある事がきっかけで唯一晃人のみを心を許せる人間としている。
人を信じれない事から心を通わせると言う事が出来ない彼女は人付き合いは全て身体で済ませようとする。
その方が単純で楽だからであるのだが、晃人はそれをよしとは思っていない。
また、異常なまでに飴玉が大好き、と言うよりも中毒に近く毎日のように舐めている。


『灯華(トウカ)』23歳、♀
「いやぁ、驚いたよ。やっぱり晃人君も男だね。性欲と力じゃ全く敵わないな。」

晃人が最近知り合った晃人の"客"。クスリをやっているのとはまた別に、変わった思考の持ち主。
晃人が気に入ったようで軽口のように何度も晃人を誘う、が本人は割りと本気である。
冗談で塗りつぶすように隠しているが、時折見せる真面目な一面で晃人をそれとなく諭している。


※あ、多分飴はそれ程深く絡んでは来ないですよ。

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