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2013.03.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類




孝行をしたいときに親はなし。


これを実によくお袋から言われる。


親孝行の自覚は確かにない。



しかし、それを周辺から言われりゃ、何の事よとの思いも頭をもたげる。



彼らが僕にしてくれたこと。


彼らに僕がされてしまったこと。



このふたつの収支はとても傍目からは判らない。



語れば恥ずかしいこともある。


現状認識の違い・・・というか彼らが脳内で作り上げた虚構に





「サイテー」とそこらの姉ちゃんらが容易く口にするのとは一線を画したいが、


最低に近いこともされていると思う。



が、しかし、下を見ればきりがなく、いやいや、そこまでせずとも

知的でも上品でもないが最低でもまた、ないと思う。



親孝行・・・に思い巡らせればこの世に生を与えてくれたことに尽きるし、


そこを思えば恩返しのしようもないと思う。



しかし、人参と馬鈴薯と肉とルーで「カレー」を作るがごとく


あーしてこうしてアレとソレを足して「僕」を成したわけではない。


カレーかハヤシかシチューの線だってあった筈だし


和食か和菓子かだって不明瞭・不確定であったろう。





何が何でも「今ある僕」でなければならない・・・という明確な意思があったわけではなく





結果的に「僕」に時間をかけて、なった・・・という事だと思う。




で、あれば、家内の情熱が息子を存在せしめ、彼らからすれば生命のバトンのその先まで

見ることが出来て・・・・




つまり産み成してくれたことへの恩返しはこれで成しえたと言えるのではないか・・・


という家内の言葉に盲を開かれた思いがした。







結婚して仲睦まじくも10年間、子宝に恵まれない息子さんを持つ恩人など、


やはり、どこか寂しそうにうちの息子を見つめるのだ。




「最低」ではないが「最高」でもない。


言い換えれば「最悪」ではないが「最も好都合」でもない。



そんな親子関係であろうと、それが存外、ありふれたものではないかと、思う。





両親をソンケーしています。


サイコーです。



そう言えれば絵に描いたような幸福図なんだろうけど


さっき言った姉ちゃんらが容易に連発するサイテーぐらいに

言葉の安売りなんじゃないかと思う。



読売の捕手がお立ち台で絶叫する「サイコーです」が


自分ひとりに向けられた謝辞だと思えるぐらいの人間なら



もっともっと幸福に生きていけるのだろうけど


周囲はやっぱり迷惑蒙ってる筈だし。



まぁ、そこまでの脳天気か馬鹿が他人に親不孝だのなんだの、


まとも面して言い放てるんだろうね。






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Last updated  2013.03.14 17:44:13
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