としきぴ堂

としきぴ堂

この人は変わらない



これは言うほど簡単ではないと思います。たとえば、メールを出してもなしのつぶて、会う約束をしたら、「家を出られなかったから」という理由ですっぽかし(事後連絡があればまだましな方)
鬱状態だとこもりっぱなし、家の中は荒れ放題、少し元気がでたなと思ったら、いきなりのリスカや自殺未遂で入院。ウェブでは、のべつブログを公開しては放置したり閉鎖してまた新規に公開したり、なにがやりたいのかさっぱりわからない。自分で言った言葉を覚えてもいないのに、昔なにげなくもらしたささいな他人の一言を何十年も覚えていたり。気まぐれのように、なにか親切なことを始めたら、直後に燃えつきていたり。
この人が執念を燃やすと、たいていの人が引いてしまうが、おおむね燃え尽きる寸前であることが多い。

そんな人と長年つきあって、「この人は死ぬまでこのまんまみたいだし、まあこれはこれでいいか」と思ってくれるような大人物であれば、いいんですが、そうでない場合はかなり辛い目を見る事があります。

また、鬱系の人には対人関係でのある種のセンスが根本的に欠損していることが多いです。そこに気がつかないで、「へんな人」という差別が発生し、周囲を巻き込んでの「いじめ」めいたトラブルが発生することもあります。
で、これに鬱の人がこたえるかというと、必ずしもそうでもないこともあります。なぜなら、「わざとやっている」わけではないからです。疾病によって、ある種のセンスがもともとないといっても過言ではないので、普通の人に堪え難い状況が意識にのぼらないわけです。

そういう人とつきあう根性があるという自負があるなら、ぜひ「この人がこうすればよくなる」などという操作はあきらめて、「このまんまが一番、この人らしい」ぐらいに思ってください。

ちなみに、ここに書いた例は、ある特定の個人のことではないので驚かないでください。

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: