としのすけのワインハウス

としのすけのワインハウス

2005年02月(2)

2005年02月

ロバートモンダヴィ・プライベート・セレクションピノ・ノアール[2001](赤ワイン)ロバート・モンダヴィ・プライベート・セレクション・ピノ・ノワール(2001)
2005/02/16 自宅にて

としのすけのお気に入り、 ロバート・モンダヴィ は、1966年創業のカリフォル二ア・ワインのリーダー的存在のワイナリーです。
創業当時から葡萄の品種特性を活かした「ヴァラエタル・ワイン」にこだわり、グラヴィティー・システムや人口衛星を使った栽培管理など、常に最新の栽培・醸造・熟成法を積極的に導入する姿勢には、ただただ驚くばかり。
また、ロバート・モンダヴィの高い志は、1979年にはボルドーの1級シャトー、ムートン・ロートシルトと組んで「 オーパス・ワン 」を、1995年にはイタリアの名門フレスコバルディと組んで「 ルーチェ 」をと、ジョイント・ベンチャーという新しい試みによるスーパー・プレミアム・ワインも多数生み出しています。
カリフォルニア州内に6つのワイナリーを所有し、チリ、イタリア、南フランスにも提携ワイナリーを抱える「巨大ワイン企業」として君臨していましたが、どうも最近は家族内のいざこざ?か、プレステージの高いワインを産する畑を売りに出したようです。
今後どうなっていくのか・・・やや心配。
このプライベート・セレクション・ピノ・ノワールは、ロバート・モンダヴィの中級クラスの新シリーズで、太平洋から吹く冷涼な風と霧に包まれ長い生育期間を確保できるモントレーの沿岸地域、 セントラル・コースト で採れた葡萄から醸されています。
(一部、サンタバーバラ等の葡萄も使用)
セパージュは、ピノ・ノワール95%、シラー5%。
完全除梗、温度調節機能付きのステンレスタンクで13日間のマセラシオン、マロラクティック発酵、約5ヶ月間のフレンチ・オークとアメリカンオーク樽での熟成とスペックも申し分ありません。

ボトルの上げ底はさほど激しくありません。
カリフォルニアワインに多い、キャップシールのない瓶口です。
コルクは4.5センチの上質なもので、ロバート・モンダヴィ・プライベート・セレクションと刻印されています。
開栓すると、爽やかな軽い醸造香の陰から酸味を感じさせるプラムのような果実香が顔を出します。
色は、明るく艶やかな赤で透明感があります。
グラスに注ぐと、元気な赤系のベリーの果実味とともに、樽、スパイス、なめし皮、カラメル、干草、紅茶のようなニュアンスも出てきます。
口に含むと、酸味が爽やかで、時折ふっと甘さも現れ、タンニンはごくごくまろやか。
フィニッシュも、酸味の効いたドライフルーツが柔らかなタンニンとともに長く口中に残ります。

HP:8

どこかストイックなブルゴーニュ・スタイルというよりは、元気で爽やかなカリフォルニアのテロワールをよく表したピノです。
繊細な香りとは少し違いますが、豊かな複雑性と嫌味のない樽香、ちょっぴりヴァニラも楽しめる品質の高いピノ・ノワールだと思います。
炭火焼肉・杏樹亭のハウスワイン
2005/02/19 杏樹亭にて

今日は、家族のお誕生日ディナーということで、岸根町の焼肉屋、 炭火焼肉・杏樹亭 にお邪魔しました。
杏樹亭は、「京都肉」にこだわった焼肉屋さん。
「京都肉」とは、丹後半島古来の宇川牛の血をひく優良な和牛を指し、昭和60年にブランド化して誕生したもの。
当時の林田京都府知事の命名なのだそうです。
京都市の北西、和知町の和知高原が「京都肉」のふるさと。
花崗岩・玄武岩質の豊沃な大地がビタミン・ミネラルに恵まれた山野草を育み、最先端の人知、弛まない労力、裕かな時間が結び合わさり、その至高の環境の中で、選び抜かれた良血の和牛が肥育されているのだそうです。
そんな「京都肉」のカルビやロースは・・・(^^)
箸で切れる程の柔らかさで、口の中でとろけるよう。
ジューシーな肉汁は全く臭みもなく、本当に上品な味わいです。
甘めのタレともよく合っており、ややお値段は高めでしたが、家族全員大満足しました。(^^)

ワインはグラスでいただきました。
銘柄は聞きませんでしたが、色・香から推して、 ラングドック 辺りの若いものだと思われます。
少しメルローが入っているかもしれません。
ミディアムボディーの癖の少ない飲みやすいもので、焼肉とあわせでグビグビ飲める親しみやすいお味でした。(^^)

HP:7-

恐らく、1500円前後のテーブルワインクラスなのでしょうけど、焼肉と赤ワインは本当によく合います。
今日はグラス2杯で我慢しましたが・・・
あと2杯は飲みたかった感じです。(^^)
イエロー・テイル・カベルネ・ソーヴィニヨンイエロー・テイル・カベルネ・ソーヴィニョン(2004)

今日のワインはやはりイエロー・テイル・カベルネ・ソーヴィニョン(2004)でした。(^^;)
【ライブドア雑感】に文字数を食われてしまい、あまり詳細コメントが書けないので簡潔に。(^^;)

HP:8

元気で豊かな果実味とジューシーな甘みが魅力的です。
甘みが強いので和食にはちょっと厳しいかもしれませんが、スパイシーな肉料理とか、デザート・チョコなどに合わせるには良いかも。
スパイス、タンニンは弱めなので、カベルネ苦手の方にもチャレンジいただけるお味かと思います。
コストパフォーマンスは最高レベル。
ロバート・モンダヴィ・プライべート・セレクションカベルネ・ソーヴィニヨン[2001]ロバート・モンダヴィ・プライヴェート・セレクション・カベルネ・ソーヴィニョン(2001)
2005/02/23 自宅にて

過日のピノ・ノワールに続き、モンダヴィのプライヴェート・セレクションのカベルネ・ソーヴィニョンです。
セパージュは、カベルネ・ソーヴィニョン86%、メルロー9%、カベルネ・フラン5%。
57%はレイク・カウンティー、その他はメンドシーノ・カウンティーとナパ・ヴァレーの葡萄とのことです。
完全除梗、25日間のマセラシオン、100%フレンチオークで10ヶ月熟成の本格派です。

あれれ?
カベルネ・ソーヴィニョン89%、シラー2%、プティ・シラー1%、カベルネ・フラン5%、ジンファンデル3%。
ノース・コーストから65%(サン・ベニート郡48%、モントレー郡45%、サン・ルイ・オビスポ郡7%)、セントラル・コーストから31%、その他から4%。
半分をオーク小樽で8ヶ月熟成、残りはステンレスタンクに静置。
って情報もありますねぇ?
どっちが本当なんだろう???(^^;)

「カリフォルニアの冷涼な沿岸性の気候(昼間暖かく、夜涼しい)が長期間の果実の成熟を可能にし、フレーヴァー豊かな成熟感を醸し出します」と瓶の裏側のラベルには記載されていますね。

ボトルの上げ底は、あまりありません。
こちらもキャップシールのない瓶口です。
コルクは4.5センチと同じですが、ピノ・ノワールと異なり、集積材っぽい素材で、ロバート・モンダヴィ・プライベート・セレクションと刻印されています。
開栓すると、少し重めの醸造香、イカ焼きのような醤油の焦げたようなニュアンスの香り(^^;)が一瞬します。
が、メインはスパイシーな赤・黒の果実香です。
色は、明るい赤紫で、さほど濃くはありませんが、ピノと比較するとやはり深く濃い色調。
グラスに注いで香りを味わうと、ドライフルーツ、赤系のベリー、ブラックチェリー等の果実味、ピーマンや種々のスパイスが感じられます。
特徴的なのは、それらの香りがとてもドライな(乾燥している)感じがすること。
芳醇な芳香を放つというよりは、キチっとした真面目な感じの香りです。
樽はさほど強烈には感じません。
タンニンは「これ、ホントにカベルネ?」って思わせるほどにマイルドです。(^^;)
フィニッシュは、酸味を主体にスパイス香も。

HP:8

あまりカベルネらしくない?味わいです。
やや線が細く、グラマラスなアメリカン・ガールには程遠い感じは否めませんが、適度に複雑味があり、それなりに楽しめます。
としのすけ的には、もっと樽をプンプンに効かせてもらいたいところですが・・・このボディーだと、果実味が樽に負けちゃうのでしょう。(^^;)
ブラゾン・ディッサン[2001]年【楽天最安値!(1/19現在)】0510アップ祭2ブラゾン・ディッサン(2001)
2005/02/25 自宅にて

ちょっと口寂しくて・・・ブラゾン・ディッサン(2001)を開けてしまいました。
今日はちょっと酒量多めかも?(^^;)

過日、友人がこのHPを覗いてくれたらしいのですが、「毎回同じパターンで面白くない!」と一蹴されてしまったので、今回は、ちょっとコメントのパターンを変えてみようと思います。

さて、2001年のマルゴーは、恐らくまだほとんど飲んでないので、大変楽しみな一本でもありました。

で、「どうよ?」と思って愛用のスクリュープル・ハイブリッド(って、単に前使っていたスクリュープルが壊れて、新しい奴にしたんだけど、ナイフ部分が以前と変わっていてとても使い辛いものだから、ナイフのついた胴体部分だけ以前のスクリュープルを使っているだけなのですが・・・)でクルクルクルっ。

おっ、ちょっと長い!
そう言えば最近、5センチ級のコルクのついたワインはあんまり開けてないなぁ・・・(^^;)
なかなか艶のある上等なコルク。(^^)
シャトー・ディッサンの入り口、堀を渡る橋が刻印されていますね。
しっかりと「MARGAUX」の文字も。(^^)

そして、いい香り。
ハーフ・ビターのエスプレッッソか?、ここはスタバ?みたいな香りが漂ってきて満足。(^^)

色艶も「そうそう、これがボルドーよ」と思い出させてくれる、最近の豪州だの加州だののナイスバディー・ハニーちゃんに篭絡されて鼻の下を伸ばしていた自分を恥じたくなるような神々しさ。

その上等なベルベットのような液体を口に運べば・・・重厚なボディーにまさにシルキーなタンニン、甘み・酸味・苦味・辛味・渋み・・・およそ「美味」と名のつく全ての感覚を包含したかのような・・・極上の快楽・・・(^^)
「こいつぁうめえや」

嚥下するのがなんとも勿体無くて、生温くなるほどまでに舌の上で転がした後は、美しすぎる収斂感と誘うような酸・・・そして時折、ほんの一瞬現れるスミレのような可憐な少女とキャラメル・マキアートをワッシと掴んで都会を闊歩するキャリア・ウーマン・・・

HP:9

忘れかけていた「としのすけの原点」を思い出させてくれました。(^^;)
やっぱり、としのすけはこの味が好きだ!
2001年のブラゾン・ディッサンも、文句なしに素晴らしいワインでした。

パターン変えると言ってはみたものの・・・何も変わってませんでした・・・文才なし。(T_T)
トラピチェ カベルネ・ソ-ビニオン オ-クカスク(赤ワイン)トラピチェ・オークカスク・カベルネ・ソーヴィニョン(2002)
2005/02/28 自宅にて

約2ヶ月ぶりのトラピチェ・オークカスク・カベルネです。(^^;)
トラピチェ社のことや、このワインの話は、 2004/12/16の日記 をご覧ください。
今日のスコアは、

HP:8

安心してデイリーに飲める、いわゆるフルボディー・カベルネ。
果実味と樽はもちろんのこと、スパイスを中心とした様々なニュアンスが楽しめる「ハイ・コストパフォーマンス」ワインです。

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