としのすけのワインハウス

としのすけのワインハウス

2005年07月(2)

2005年07月に飲んだワイン

オーパス・ワン(1998)&ル・オーメドック・ド・ジスクール(2000)&カリフォルニア・○○・クラシック・リザーブ(2001)
2005/07/17 S家にて

某お祝い事?があり、S家にてパーティーを開催していただきました。(^^)
会場をご提供くださいましたS家の皆様、集まってくださったY家、H家の皆様、ありがとうございました。
大変楽しゅうございました。(笑)
色々持ち寄られた食べ物はどれも大変美味しく、S家特製餃子も絶品で・・・毎度の事ながらつい食べすぎてしまいました。(^^;)

さて、ビールでの乾杯の後、飲んだワインは計3本。

【1本目】
まずは、いきなりオーパス・ワン(1998)です。

オーパスワン[1998]

過去の関連記事はこちらから

今更説明する必要も無いようなワインですが・・・(^^;)
1979年、カリフォルニアはナパ・ワインの雄「ロバート・モンダヴィ」とフランスはボルドーの燃える闘魂、「シャトー・ムートン・ロートシルト」の「バロン・フィリップ・ロスチャイルド」が世界最高のワインを創造しようと興したジョイント・ベンチャーがこのオーパス・ワンです。
オーパス・ワンとは「作品番号1番」の意味であることは非常に有名な話。
ナパを代表するスーパー・プレミアム・ワインですが、近年、お家騒動から?か「ロバート・モンダヴィ」がワイナリーを手放してしまった様子。
ちょっと残念な気がします。

重厚な変形ボトルにしっかり上げ底。
コルクは流石の最高品質で、1998年ビンテージの刻印とモンダヴィ&ロスチャイルドのサインが記されています。
染み付きからして、あと20年や30年は平気で持ちそうです。
いつもの事ながら、開栓していきなり華やかで甘い果実香と樽香が漂いいい感じ。(^^)色は艶のある濃い赤紫でまだ殆ど熟成感を感じさせません。
お味は・・・もちろん最高。(^^;)
参加者の評判も上々でした。

HP:9

真骨頂である「ミルキー・テイスト」にはまだまだ至りませんが、流石の風格をみせつけてくれました。
やはりとしのすけ、オーパス・ワンは大好きです。(笑)

【2本目】
続いて開けたのがル・オーメドック・ド・ジスクール(2000)。

[2000] ル・オーメドック・ド・ジスクール  750ml(オー・メドック)赤【コク辛口】

過去の関連記事はこちらから

こちらもとしのすけ亭のハウスワインとして何度もご紹介しているものです。
流石に、2000年ビンテージは殆ど売れてしまっているようですね。

凛とした、フランスの「フィネス」を実感させてくれる正統派ボルドー。
オーパス・ワンに比べると、相対的には薄く感じてしまいますが、引き締まった甘み、綺麗な酸、存在感のある滑らかなタンニンと、大変満足できるお味でした。
2000年もの、そろそろ飲み頃に近づいてきているのかもしれません。
(といっても、まだまだ熟成してくれそうですが)

HP:8+

これからもじっくり飲んでいきたい、いいワインです。

【3本目】
そして、3本目は、Y家が持ってきてくれたハワイ土産?のカリフォルニアワイン。
カリフォルニア・○○・クラシック・リザーブ(2001)。
酔っ払って・・・名前忘れちゃいました。(^^;)

カリフォルニアのワインによくあるてっぺんが平たく広がった瓶口の重量級ボトルで、上げ底は中庸です。
コルクの品質もまずまずの4.5センチ級ですが、刻印等はありません。

干し葡萄やカシスを思わせる凝縮感のある果実味がパワフルに迫ってくるなかなかのお味。
それでいて、タンニンはマイルドなので、非常に飲みやすく、つい「グビグビ」飲んでしまいそうです。(笑)

HP:8

ちょっとオーストラリアのシラーズのような印象もある、面白いワインですが、ボトルの表記は「カベルネ・ソーヴィニョン」と記されています。


ということで、ビール、カクテル?、ワインと色々飲ませていただき、最後のデザートのケーキまでいただき・・・結局自宅に帰りついたのは深夜00:30でした。
S家の皆様、遅くまで、どうもありがとうございました。<(_ _)>
是非また、やりましょうね。(^^)


●ウェンテ カベルネソーヴィニヨン ヴィンヤードセレクション 2001 【ウチだけ! 対象商品】ウェンテ・ホワイトジンファンデル(ビンテージ忘れ) (^^;)
2005/07/19 ロチェスター@横浜駅相鉄ジョイナスB2にて

会社の仲間との久々のお食事会で、横浜駅相鉄ジョイナス地下のロチェスターというパブレストラン?にお邪魔しました。
ジョイナスの地下の一番奥にあり、長いトンネルのような20メートルはあろうかというコンコースを抜けると、そこは中世の城のような薄暗いシックな空間。
ピアノの生演奏もあり、なかなかゴージャスな雰囲気でした。
(ちょっと田舎臭いところもありますが)(^^;)

ワインも10種類ほど用意されていて、なかなか立派。
当初はサーロインステーキに合わせて、カリフォルニアのジンファンデル(ブエナビスタ)を頼もうと思ったのですが、残念ながら在庫なし。
代りにカリキャブを勧められましたが、いつもとは違う葡萄を飲んでみようということで、ホワイト・ジンファンデルにチャレンジしました。
銘柄はウェンテ。

ウェンテは、サンフランシスコベイに設立されたヴィンヤードで、歴史は1883年に遡り、禁酒法時代にもワイン造りを行なっていた生産者としてはアメリカ最古の家族経営ワイナリーとのこと。
「消費者にわかりやすく」ということで、アメリカで初めてラベルに「カベルネ・ソーヴィニョン」「シャルドネ」といった葡萄品種を表示したのもウェンテだそうです。

そんなウェンテのホワイト・ジンファンデルは・・・
いわゆるロゼカラーのはずですが・・・なにせ薄暗くてキャンドルライト程度の明かりの中で飲み食いするので・・・色合いは殆どわかりませんでした。(^^;)
香りは、フレッシュで甘くフルーティーなもの。
飲み口も非常に軽くて甘く・・・葡萄ジュースそのものです。
そんなわけで、女性陣には美味しく飲めたようです。(笑)

HP:7

濃い味付けの豪快なサーロインス・テーキにあわせるには、ちょっと甘過ぎでボディーが薄い感じは否めません。
しかし、恐らく非常に綺麗なピンク色で、軽い飲み口なので、オシャレな女性にお勧めするのが宜しいかと。(^^;)

[2003] ヒルビレ シラーズ 750ml赤【コク辛口】ヒルビレ・シラーズ(2003)
2005/07/20 自宅にて

メルマガで、凄く美味しそうに思えたので購入したワインです。

南西オーストラリアのブラックウッド川を望む、家族経営のブラックウッド・ヴァレー・エステイトで醸されるワインで、多くの賞に輝いているようです。

ボトルは非常に重い、やや長めの微変形ボトルで、半端ではない上げ底度。
コルクも軽めながらなかなか上質のもので、ヒルビレ、ブラックウッド・ヴァレー・エステイトの刻印があり、ボトル・コルクともに手抜きなしな感じです。
開栓直後は、あまり香りはあがってきません。
タルのニュアンスも豪州にしてはかなり弱い部類に入るのではないでしょうか?
色は僅かに紫のニュアンスを残す深い赤色で、艶・透明感もまずまずです。
口に含むと・・・弾けるような果実味!(^^;)
豪州のシラーズということで、元気印の濃い創りを予想していましたが・・・想像以上の凝縮感でした。(^^;)
しかし、骨太の酸が全体をキリリと引き締めており、甘く、濃く、樽タルのいわゆる豪州シラーズとは明らかに一線を隔しています。
タンニンも意外なほどにマイルドです。

HP:8

強靭な酸味のフィニッシュの後に、フッとスミレの香りを感じます。
こんなオーストラリアのシラーズははじめての体験かも。
まだまだ若く全体のまとまりが今ひとつな感じなのでHP:8としましたが、ボトル、コルク、上げ底、濃さの感じからして、今後の熟成に期待が持てました。
もう1、2年寝かしてから飲んでみたいワインです。



マックス・レゼルバ シャルドネ [2003] エラスリス エラスリス・マックス・レゼルヴァ・シャルドネ(2004)
2005/07/12 自宅にて

最近買ったGB版桃太郎電鉄に夢中で、なかなかワイン日記が書けません。(^^;)
今日も、遅ればせながらですが・・・エラスリス・マックス・レゼルヴァ・シャルドネ(2004)をコメントいたします。

「パシフィック・オーシャンからの冷涼な海風と卓越した日照条件に恵まれたカサブランカ・ヴァレーのテロワールが、葡萄の完熟と絶妙な酸のバランスをもたらし、手摘みされ厳選された葡萄を8ヶ月のシュールリー熟成と樽熟成で十分な複雑味をもったワインに仕上げている」みたいなことがボトルに記されています。

ボトルは重量級のやや変形でやや強めの上げ底。
コルクは4.5センチ弱の中庸の品質です。
綺麗な黄色の、いわゆる「クリスピー」なシャルドネで、やや発泡感があり、タップリのヴァニラ様の樽のニュアンスがナッツ感とともにはっきり感じられます。
フルボディーで、アルコール感、甘み、酸味の全てが分厚く、エレガントと言うよりは質実剛健な印象。
フィニッシュのしっかりしたドライな酸味にも好感が持てます。

HP:8

チリのシャルドネの良い見本のようなワインです。
ボディーがしっかりしていて香りも強いので、コッテリした料理にも負けないでしょう。もう一声、値段が安ければかなりお勧めできるのですが、2000円近い値段なので、まあこんなものでしょうか?(^^;)

ソアーヴェ&ロスヴァスコス・カベルネ・ソーヴィニョン
2005/07/22 綺座@有楽町富士ビルにて

大学の同窓会が霞ヶ関であった関係で、2次会は近場の有楽町にしました。
お邪魔したのは、日比谷でOLをしている義妹のKちゃんオススメのお店「 綺座(KIZA)
地下鉄日比谷線日比谷駅から徒歩3分、JR有楽町駅・地下鉄銀座駅からも徒歩5分という、便利なロケーションです。
富士ビルの1F入り口で予約の名前を告げると、お兄さんから6Fに上れとの指示。
エレベーターで言われたとおり6Fまで昇ると・・・
そこは薄暗い、かなり怪しげな?空間でした。
ヒラヒラのカーテン様の仕切りで空間が仕切られ、全室半個室?
異なった和風の感覚(異和感)をテーマにしているらしく、和風のような、バリ?っぽいような・・・それでいて北欧デザイン風のソファーがあったり、モダンなリビングデザインの椅子があったり・・・
確かにかなりの「異和感」です。(笑)
最近流行の「大人の隠れ家」的演出が随所になされていて、なかなかグッド。
流石はKちゃんのセレクションでした。
結構好き放題に飲んで食べたのですが、食事は済ませていたせいもあり、3500円/人とお値段も非常にリーズナブル。
つまみに頼んだお料理も大変美味しく、見た目も美しく、なかなか「使える」店だと思いましたね。(^^)

さて、そんな「綺座」で飲んだワインがソアーヴェ&ロスヴァスコス・カベルネ・ソーヴィニョン。
(ビールや焼酎も頂いたので、何飲んだかよくわかってませんが・・・)(^^;)

白い方のソアーヴェ(たぶん)は、スッキリした飲み口の爽やかなワインでした。

ソアーヴェ DOC [2000] サンタルダ  

葡萄はガルガネーガ&トレッビアーノのはず?
いわゆる熟成感とは程遠いお味ですが、程よい辛口で、カルパッチョやピザには丁度良い感じでした。
HP:7


赤い方は同席者の「フルボディーを!」というリクエストで選んだロスヴァスコス・カベルネ・ソーヴィニョン。

カベルネ・ソーヴィニヨン [2003]ロス ヴァスコス【ワイン王国25】P90E 

としのすけが自信を持ってお勧めできるチリ版「シャトー・ラフィット・ロートシルト」です。(笑)
しっかりした果実の凝縮感、複雑な味わい、強靭なタンニン・・・十分なフルボディー感を楽しめました。
HP:7+

ということで・・・6時から始まった会は2次会を終えるころには12時前。
結局自宅に帰り着いたのは1時近くでした。(^^;)
やはり都心で飲むのは体力が必要です。
自宅で気楽にゆったり飲むのがイチバン?(^^;)



[2003] ヒルビレ メルロー 750ml赤【コク辛口】

ヴェリタスのメルマガで激しく褒めていたので、勢いで購入したヒルビレ・シリーズですが、今日はメルローです。

ヒルビレは、パースの南、南西オーストラリアでワインとオリーブオイルを創っている家族経営のワイナリーです。
ちなみに、受賞暦は、

Hillbillé Rosé 2004: Best Rosé
Ray Jordan’s Guide to Wine (Western Australia) 2004-05

Hillbillé Chardonnay 2003: Bronze
Qantas Wine Show of Western Australia
Class 12, October 2004

Hillbillé Merlot 2003: Bronze
Blackwood Valley Wine Show
Class 6, October 2004

Hillbillé Merlot-Shiraz 2003: Bronze
Blackwood Valley Wine Show
Class 6, October 2004

Hillbillé Shiraz Reserve 2003: Bronze
Blackwood Valley Wine Show
Class 6, October 2004

と、なかなかのもの?(全部結構ローカルな賞っぽい?)なのですが・・・
このメルロー、ホントに凄いです!(^^)

まず、ボトルが重量級。
上げ底も凄いですし、コルクもなかなか上等(ちょっと密度が低く軽いですが)。
エチケットも凄みのあるブラックラベルで、なんか「只者でない」雰囲気がプンプンしてます。(^^)
開栓直後は、あまり香りを感じませんが・・・
グラスに注いだ時の色が本当に濃厚で、黒紫色が濃すぎて、全くグラスの底が見えません。
いわゆる「黒ワイン」と呼ばれるマルベックのような黒さにメルローの若々しい赤紫を加えたような色調。
少し落ち着かせてグラスから香りを嗅ぐと、カベルネを思わせるようなスパイシーな香り、メルローのフルーツケーキ、熟成感のあるなめし皮、チョコレート、ラム?
非常に複雑でパワフルな香りがあります。
口に含むと、色・香りから想像されるとおりの噛み応えタップリのフルボディー。
アルコール度もかなり高いのではないでしょうか?
それでいて、タンニンには品があり、綺麗な収斂感が適度な酸味とともに楽しめます。
フィニッシュも心地よく長く、秀逸。

HP:9-

これは、最近のんだワインの中ではかなり感動的なお味です。
今飲んでも相当に美味しく飲めますが、2~3年後の、全体が落ち着いてきた時期に飲んだら凄いことになっているのではないでしょうか?
もう一本はセラーイン確定です。(^^)

ヒルビレ・メルロー/シラーズ(2003)
2005/07/28 自宅にて

[2003] ヒルビレ メルロー/シラーズ 750ml赤【コク辛口】

ヒルビレ3兄弟(シラーズ、メルロー、メルロー/シラーズ)の最後、ヒルビレ・メルロー/シラーズ(2003)です。

シラーズは、骨太の酸味が特徴の元気印の特濃、メルローは、これまた特濃のスパイシー&パワフルな噛み応えタップリの特級品でしたが、それらの遺伝子を上手くミックスするとどんな味わいになるのか・・・
興味津々でかなりの期待感で開栓しました。

ボトル、コルクの特徴は兄弟達と全く同じです。
過日、ブログを面白くする為のアドヴァイスをいただいたので・・・今日はコルクの薀蓄を少し?(^^;)

コルクとは、ブナの仲間の「コルク樫」の樹皮で、欧州ではポルトガル、スペイン、フランス南部、イタリア、北アフリカでは、チュニジア、モロッコ、アルジェリアなど、温暖な気候の地中海沿岸地方で生育しています。
空気よりも若干窒素を多く含んだガスで風船のように膨らんだ細胞が多数集まった構造をしており、その構造があのような弾力あって温かみのある感触を生み出しています。
ワインに使われているコルクは、コルク樫の樹皮を剥いだ皮を円柱状に打ち抜いたもの。従って、長いコルクを取ろうと思うと、分厚いコルク樫の樹皮を探さなければなりません。
しかし、そもそも、コルクとして使えるだけの厚みのある樹皮を作り出せるようになるのは20年くらいかかり、一度皮を剥いだコルク樫から次に収穫できるのは9年後ということで、良質の分厚い樹皮を持つコルク樫は、世界的にみてどんどん少なくなっているようです。
だから、上質で長いコルクを調達するには、かなりのコストを払わなければならず、恐らく、現在では最もお金のかかるポイントなのではないかと思います。
ですから、コルクにしっかりお金をかけているのはワインへのこだわりや自信の表れになるのではないかと思われます。
としのすけがコルクの良し悪しや長さにこだわるのは、そういう背景があるからなんです。(^^;)

さて、ヒルビレ・メルロー/シラーズに話を戻して・・・
色は・・・両ワイン譲りのこれまた特濃。
全くグラスの底を拝むことは出来ません。
香りは、3兄弟の中ではこれが一番香るでしょうか。
凝縮感のあるシラーズ系の果実香と若干のメルローの熟成香(厩の香り、土間の香り、湿った枯葉の香り等々)を感じます。
味わいの特徴は骨太の酸。
これは明らかにヒルビレ・シラーズ譲りのものですね、同じ味。
あと、ミネラルが豊富なのでしょうか・・・少し塩っ辛いようなニュアンスがあります。フィニッシュは強靭な酸味と柔らかい収斂感。

HP:8

うーん、これはかなりシラーズの遺伝子を強く引き継いでいるように思えます。
ヒルビレ・シラーズにフランス、サンテミリオンの古酒(20年くらい経った奴)を少しブレンドしたらきっとこんな味わいになるのでは?といったお味。(笑)
期待が大きすぎて、ちょっと拍子抜けした感はありますが、絶対的なお味のレベルはまかなか立派です。
値段以上の満足感はありますね。


フォルタン・カベルネ・ソーヴィニョン(2003)
2005/07/31 デニーズにて

南仏品種名ワインの先駆者が醸した逸品フォルタン 2003 カベルネ・ソーヴィニヨン (赤)〔中瓶〕

今日はデニーズで夕飯でした。
ご飯の上にのせたジューシーで柔らかなサーロインステーキを黒胡椒の効いたソースでいただく、「サーロインステーキ・ごはんプレート・黒胡椒風味」に合わせて?頼んだワインがフォルタン・カベルネ・ソーヴィニョン(2003)
って言うか・・・ボルドー系はこれしかないんですよね、デニーズ。(^^;)

フォルタンは、サントリーが輸入元のヴァン・ド・ペイ・ド・オック。
ヴァン・ド・ペイ・ド・オックの葡萄品種名ワインは、1987年、スカリ社のロベール・スカリ社長の提唱によって誕生したのだそうです。
つまり、スカリ社が最初というわけ。
サントリーのHPによりますと、スカリ社は、1974年に本社をラングドック地方のセットの町に移して以来、本格的にこの地方でのワイン製造に乗り出し、カリフォルニアのナパ・ヴァレーを視察した際「品種名ワイン」という打ち出し方に多大な感銘を受け、「南仏にも世界に通用する高貴な品種を植え付けよう」というアイデアを生み、今日のヴァン・ド・ペイ・ド・オックの「ヴァラエタル(品種名)ワイン」の成功につながったのだそうです。

ボトルは、可愛いハーフサイズで、ボトルに葡萄と葡萄の葉のデコレーションが施されています。
コルクは便利なスクリューキャップ。
結構冷え冷えの状態で持ってこられたのですが、香りもそこそこにありますし、何よりスパイシーでボディーも感じさせる酒質に驚きます。
ちゃんとカベルネっぽいニュアンス。(^^;)
さすがにフィニッシュは貧弱ですし、樽香も殆どありませんが、ファミレスでの食事には十分ですね。

HP:7

サイゼリアはともかく、まだまだデニーズではワインを飲んでいる人をあまり見かけませんが、なかなか的確なワインのセレクションだと思います。
少なくとも「サーロインステーキ・ごはんプレート・黒胡椒風味」とはなかなか素晴らしいマリアージュ?でした。(笑)



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