としのすけのワインハウス

としのすけのワインハウス

2005年11月

【HP:8+】シャトー・ベレール・ベルポンシェール(2003) 今日のワイン (15017)」
[ 【HP:8】満足感・幸福感を感じる ]    
シャトー・ベレール・ベルポンシェール(2003)
2005/11/02 自宅にて

今日のワインは、シャトー・モンペラの弟分、デスパーニュが造るパーカー90~92点ワイン、シャトー・ベレール・ベルポンシェール(2003)です。

[2003]シャトー・ベレール・ベルポンシェール(375ml)

セパージュはメルローとカベルネ・ソーヴィニョン。

エチケットにゴールドを軽くあしらった上品なボトル。
コルクは上質な5センチ級。
これは、安ワインではないですね。

開栓すると、しっかりボルドーっぽい香りがしています。
色も透明感のある深い若々しい赤紫で美味しそう。
口に含むと、カベルネ・ソーヴィニョンの複雑なスパイス、メルローのイチゴジャム、ほのかな樽がミディアム~フルのボディーにベストマッチ。
正直、あまり期待していなかっただけに、「ん?これ美味しいじゃん」とボトルを眺めなおしたほどです。
たまたま居合わせたN子さんにも少しテイスティングしてもらいましたが、「チリですか?」とのこと。
うんうん、確かに上物のチリっぽい味わいかも。(^^;)
つまり、この価格のボルドーとしてはあり得ないほどの美味しさなのでした。

HP:8+

今飲んでもバッチリOKですし、なにせコルクが長く上等なので、長期熟成にも耐えそうな勢いです。
こんなワインをいっぱい買っておいて、10年後、20年後に飲めたらいいなぁ・・・と思って検索すると・・・既にレギュラーボトルは売り切れ、ハーフボトルしかありませんでした。(^^;)
さもありなん。
【HP:6】イーグルホーク・カベルネ・ソーヴィニョン(2004) 今日のワイン (15018)」
[ 【HP:6】複数項目に優れる ]    
イーグルホーク・カベルネ・ソーヴィニョン(2004)
2005/11/06 自宅にて

イーグルホーク カベルネ ソーヴィニオン

近所のスーパーに買い物に行ったとき見かけて買ってきたワインです。
ウルフ・ブラス の鷲のマークが燦然と輝くボトルに、オーストラリアの美味しいデイリーワインを思い出し、思わず手が伸びてしまいました。(^^;)
しかも、一本760円也。

ウルフブラスは、バロッサ・ヴァレーに本拠を置く創業1969年の歴史ある豪州のワイナリーで、プレジデンツ・セレクション、プラチナム・ラベル、ブラック・ラベルといったプレミアムなワインは、世界的にも非常に高い評価を受けています。
2000年辺りから設備を増強し、今では年間7万トン以上の生産量を誇るまでになったようです。
そんなウルフブラスのデイリーラインがこのイーグルホークシリーズ。

ボトルはやや強めの上げ底で、キャップはスクリュータイプです。
開栓すると、若干のコンクリート臭があり、ちょっと残念。
でも、フレッシュな果実香もしっかりあって、流石はオーストラリアワインです。
色は濃い赤紫色で透明感も十分、ミディアム・ボディーを予感させる外観です。
口に含むと、2004年の割にはマイルドに丸まったテイストが印象的。
赤系の果実味とスパイシーなカベルネ・ソーヴィニョンのニュアンスが味わえます。
酸味はあまり強くなく、かといって甘くもないので、色々な料理に合わせやすい感じです。
タンニンもきれいに丸まっていて嫌味なく飲めます。

HP:6

なかなかバランスのとれた優秀なワインだと思います。
でも、悪く言えば特徴のない普通のカベルネ・ソーヴィニョン。
フランスのラングドック辺りのテーブルワインとも似た味わいかも。
ウルフ・ブラスということで、ドライで樽の効いたテイストを期待しましたが・・・やはりこの価格では期待する方が間違ってました。(^^;)
樽香があまり好きではない方には、むしろ好ましい味かもしれません。
【HP:7】イゲルエラ ボデガス・ティントラルバ(2004) 今日のワイン (15018)」
[ 【HP:7】複数項目が優れバランス ]    
イゲルエラ ボデガス・ティントラルバ(2004)
2005/11/14 自宅にて

イゲルエラ[2004] ボデガス・ティントラルバ

RP先生が「非常なお買い得」と評価したらしい、スペインのワインです。
パーカーポイントは90点!
しかも、950円!

イゲルエラを醸すボデガス・ティントラルバは、スペイン南東部アルマンサD.O.に属するボデガで、アルペラとイゲルエラという2つの生産者共同組合が統合して出来たものです。

特徴はガルナッチャ・ティントレラ種(グルナッシュ種の亜種)100%というセパージュ。
ティントレラとは「染物屋」の意味で、果皮だけでなく果肉も赤く、非常に深い色合いの濃厚な赤ワインができるのだそうです。

ボトルは、ちょっとスリムな感じのボルドー型で、けっこうな上げ底です。
コルクは4.5センチの上等な方。
エチケットと同じような絵が刻印されています。
開栓すると、やや「コンクリート」のニュアンスを伴う果実香と発泡香があります。
色は濃赤紫ですが、つや・透明感はさほどありません。
上げ底・色の感じからはそこそこのボディーを期待させますね。
そして、なんと!やはり少し発泡しています。(^^;)
口に含むと、かなり強い発泡感。
口の中で「シュワシュワ~」って感じです。(^^;)
瓶内で残った糖分が発酵でもしたのでしょうか?
そのせいか、コンクリート臭を余計に強く感じてしまいます。
発泡とコンクリート臭を除けば、黒系の果実味の豊かなドライなワインです。
RP先生が「洗練されたフランスのシャトーヌフ・デュ・パプを彷彿させる」とおっしゃるのもわかる感じのパワーがあります。
フィニッシュはカシスの無糖ジャムのようなコクのある果実味が楽しめます。

HP:7

お値段を考えるとそこそこに優秀なワインだと思われますが、としのすけ的には樽が効いていないのが不満なのと、発泡感が余計です。
ちなみに4日置いても発泡感は残っているので、あまり高い点はつけられませんでした。
【HP:7】「月の雫」品川グランパサージュ店のグラスワイン 今日のワイン (15018)」
[ 【HP:7】複数項目が優れバランス ]    
会社の仲間と豆冨料理・創作和彩 月の雫 品川グランパサージュ店 に行ってきました。
(この日、本当は「Chanko Dining 若」を狙っていたのですが、都合の良い時間に予約が取れず断念しました)

月の雫は、東方見聞録などの、ちょっと「隠れ家」チックな居酒屋をチェイン展開する株式会社三光マーケティングフーズの業態店で、あの「電車男」が意中の女性を初めてデートに誘ったお店として有名?(^^;)

品川グランパサージュ店は、高級感のある和個室空間で、美味しい豆冨料理や各種創作和食が楽しめます。
特に、一番奥のこじんまりした座敷個室は、入り口が引き戸になっていて、それを締めればかなりプライバシーの確保された空間になるので、特殊な用途?にはオススメです。(笑)
(天井はオープンなので、声とかタバコの煙とかは漏れますので悪しからず)

そんな月の雫で、グラスワインを何杯も飲んでしまいました。
あれだけ飲むんだったら、最初からボトルを頼めばよかった・・・(^^;)
銘柄は、はっきりとは覚えてないのですが

カベルネ・ソーヴィニヨン・リザーヴ[2004]/コノスルコノスル

だったかと・・・(^^;)
ミディアム・ボディーの果実味豊かなワインでした。

◆彩(いろどり)コース 3,000円【お料理のみ7品】
・枝豆豆乳豆冨
・シャキシャキ大根と
揚げワンタンのサラダ~柚子ドレッシング~
・お寿司屋さんのいかげそ串
・麦富士豚の韓国風陶板焼き
・台湾屋台の葱ぎょうざ
・揚げ物二種盛り
鶏竜田揚げ・ポテトフライ
・冷やしうどん

とともに飲んだのですが、「豚の韓国風陶板焼き」とか「いかげそ串」とのマリアージュは結構グッドでしたね。(^^)

今回飲んだグラスワインは、樽が効いていなかったので、廉価版コノスルの方だと思われますが、

コノスル・カベルネソービニヨン・20バレルリミテッド・ディション[2001](赤ワイン)コノスル・カベルネソービニヨン・20バレルリミテッド・エディション

なんかは、比較的安価ながら、プレミアムクラスの雰囲気が味わえる大変優秀なワインであることを考えると、月の雫 品川グランパサージュ店のセレクション(チリのコノスルをグラスワインに選ぶところ)は「なかなか気が効いているな」と感じました。

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