としのすけのワインハウス

としのすけのワインハウス

2008年12月

2008/12/26 目黒某所にて

ちょっとした会があり、そこで。
そろそろ2000年ものの成長が気になっているのですが、流石にラフィットはもう止めとこうと思い、これにしました。

シャトー・ラグランジュ(2000)


新入荷![2000]シャトー・ラグランジェ750ml[2000] Chateau Lagrange 750ml

噛み応えのあるジューシーなフルボディーは、未だに強靭なタンニンを纏っています。
まだあと5年くらいは寝かせないとこなれてこない感じ。
でも、端正な辛口の中にほのかに甘みが見え隠れして、葡萄の出来の良さを垣間見ることができました。
香りも、もう少し時間が経てばもっと開くと思います。

HP:9
2008/12/23 母屋にて

ヒルトン小田原から帰ると、休む間もなく、親族のクリスマス会に突入であります。
寿司、ケンタッキー・フライドチキン、各種お惣菜、パステルのケーキと、ほとんど全てのお料理を外部調達。(^^;)
でも、久しぶりの親族の会話は大いに盛り上がり、、、深夜まで大騒ぎでした。
若干1名、明るい大酔っ払いも出現。
無事帰れたらしいけど、、、翌日は全く仕事にならなかったそうな。(笑)

飲んだワインは以下の三種。

【1本目】エドシック・モノポール・ブルートップ・ブリュット


エドシック・モノポール  ブルートップ・ブリュット

スッキリ味の美味しいシャンパーニュでした。
モエとかヴーヴクリコばかり飲んでいますが、他のシャンパーニュも飲んでみなくっちゃと思いました。

HP:8


【2本目】オーボンクリマ・サンタ・マリア・ヴァレー・ノックス・アレキサンダー(2004)


オー・ボン・クリマKnox Alevanderノックス・アレキサンダー2004

これは安定して美味しいです。
文句なし。

HP:8+


【3本目】シャトー・ラ・ラギューン(1999)


[1999]シャトー・ラ・ラギューヌ【赤・フルボディ】

やはり最後はボルドーで〆なければとこいつを引っ張り出しました。
重厚な果実&樽香で、大満足。
まだまだ熟成が進みそうな余裕もあります。

HP:9
2008/12/22 ブラッセリー・フローラ@ヒルトン小田原にて

恒例のクリスマス@ヒルトン小田原リゾート&スパであります。
ぽかぽかと暖かい日に恵まれて、恒例のパターゴルフも実に快適に楽しむことができました。
ゲーセンでゲームしたり、ラウンジでお茶したり、プールで楽しんだり、、、まったりモード。
5Fでしたが広い部屋が貰えたので、夜は家族で大トランプ大会。
大貧民ゲームで大いに盛り上がりました。(笑)
ディナーは、いつものブラッセリー・フローラ。
※だって、、、まともなレストランはここしかないんだもの(^^;)
飲んだワインは以下の3種類です。
ソムリエお勧めの3種を頂きました。

【その1】イエロー・グレン・イエロー・ブリュット


イエローグレン「イエローNV」(スパークリング・白)

オーストラリア、ヴィクトリア州、バッララットのスパークリングワインです。
柑橘リッチでちょっぴりナッツの結構ありがちなお味。
少し甘めなので、キリッと冷やして飲むのが宜しいかと。

HP:7+


【その2】フレスコバルディ・カステッロ・ディ・ポミーノ・ビアンコ


フレスコバルディ カステッロ・ディ・ポミーノ・ビアンコ 2007 750ml (ワイン)【1222PUP10F】

イタリア、トスカーナの雄、フレスコバルディーのシャルドネとピノ・ビアンコで醸した白。
すっきりと飲みやすい辛口で、あまりシャルドネっぽいナッティーなテイストはありません。

HP:8


【その3】CLOS DU BOIS・カベルネ・ソーヴィニョン

カリフォルニア、ゲイサービルのカベソーです。
楽天扱いはなし。
最近のカリフォルニアワインらしい、不自然にメーキャップされていないストレートなカベルネで、なかなか好感が持てました。
ただ、いかんせん若いし樽香も不十分。

HP:8


【ヒルトン小田原の風景】

毎年変わらないクリスマスの風景にホッとします。
でも、年々合理化?されていて、パターゴルフのカウンターが屋内に統合されていたり、風呂のタオルもセルフで取るようになっていたり、、、時代ですかね。
ちょっと悲しいです。

ロビーの大きなクリスマスツリー、クリスマスって感じが盛り上がります。
小田原1

お菓子で出来たカレンダー、毎日1箇所開いて、抽選で中に入っているプレゼントがもらえます。
小田原2

5Fの部屋からの眺め、このくらいの高さの方が怖くなくていいです。(^^;)
小田原3
小田原4
小田原5
小田原6
長野県塩尻市桔梗ヶ原地区収穫地ワイン(2006)
2008/12/14 自宅にて

最近、気力も体力も衰えが著しく、、、なかなか新情報がアップできません。(^^;)
遅ればせながら、、、長野県塩尻市桔梗ヶ原地区収穫地ワイン(2006)をレポート。


●長野県塩尻市桔梗ヶ原地区収穫地ワイン 【桔梗ヶ原 メルロ 2007】 500ml

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以前、2001年のコレを飲んだときは、かなり激賞した記憶があります。
長野県塩尻市桔梗ヶ原と言えば、日本におけるメルローの名産地。
メルシャンのフラッグ・シップ、「桔梗ヶ原・メルロー」をつい彷彿するのは私だけではないと思います。

ボトル:スリムでオシャレな500ml。日常の食事と合わせて2人で飲みきるにはちょうど良いサイズです。
上げ底:なし
コルク:スクリューキャップ。開栓も保存も楽です。
開栓時の香り:赤系の果実、柑橘、プラム、干し葡萄、ほのかに上質な樽。(^^)
色:やや薄めのルビー。
香味:痩せたボディーながらスミレやバラを感じさせる上品さ。赤系のドライフルーツ、プラム、樽、ヴァニラ。
甘み:弱い
酸味:やや強い
ドライ感:弱い。
タンニン:収斂感はやや弱いが爽やか。
バランス:絶妙
こく:ややあり
ボディー感:ライト~ミディアム
フィニッシュ:爽やかな酸味が柔らかいタンニンに上手く絡まり、ピュアでクリアなフィニッシュ。

HP:8

どこのワインにも似ていない、まさに「日本固有のテロワール」を感じさせる上質なメルローです。
強いて言えば、オフヴィンテージのボルドーの古酒を少し酸っぱくしたような印象でしょうか。(笑)
和食にも合わせられそうな味わいは、やはり日本産。
秋田県平鹿郡大森町収穫地ワイン・大森・リースリング(2007)
2008/12/01 自宅にて

今日のワインは、国産。
2004年に発売開始された「日本の地ワインシリーズ」の中の、リースリングであります。
このシリーズのメルローは、秀逸な出来栄えに驚いた経験がありますが、リースリングは今回初めて。


「日本の地ワイン」長野県塩尻市桔梗ヵ原地区収穫・メルロー[2005]年Japanese Local Wine SHIOJIRI Merlot [2005]長野県塩尻市の限定地区のメルロー100%からやわらかな口当り。熟したプラム、ソフトなタンニンが口の中に広がるミディアムタイプの小樽熟成赤ワイン!!

ちょっと期待しつつも、ダメでもともとくらいに考えておりました。
しかーし、、、リースリングもなかなかではありませんか!(^^;)

リースリングと言えば、ドイツワインの甘い奴を想起しがちですが、フランスのアルザスのワインのように、フルボディーで高アルコールの辛口ワインも作る事が出来ます。

アルザスのリースリングを探す

以前のとしのすけのアルザス・リースリング体験ブログはこちら

それは、この品種が育て方によっては高い糖度と豊かな酸、凝縮したミネラルを併せ持つことのできる懐の深い葡萄だからであります。
ただ、冷涼でかつ日当たりの良い場所でじっくりと完熟させなければならないため、なかなか美味しく甘過ぎないリースリングに出会うのは難しい、、、。
そんな中で、この秋田県平鹿郡大森町収穫地ワイン・大森・リースリング(2007)は、なかなか頑張っているのではないかと思われます。
若干甘みが気になるものの、完熟前の洋ナシとか蜜入りリンゴにとろりと蓮華の蜂蜜をかけ、レモンか何かの柑橘でキリッと締めたような???(^^;)、ほのかに甘い爽やか系フルーティーで酸・ミネラルの効いた、かなり好ましい味わいに仕上がっています。

HP:8-


「日本の地ワイン」秋田県横手市大森地区収穫・リースリング[2005]年Japanese Local Wine OMORI RIesling [2005]秋田県横手市限定地区からのリースリング種100%から、ハーブやりんご、蜂蜜の香り!の爽やかさで心地よい味わいのさわやかな甘口白ワイン

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アルザス辺りのリースリングが好きな方に試していただきたいようなお味です。
マドンナみたいなドイツのリースリングがお好きな方には、少し甘みが足りず、酸が強いと感じられるかもしれません。
容量が500mlと若干少ないとはいえ、1000円しない価格はかなりのバーゲンなのでは?
メルローといい、このリースリングといい、このシリーズはなかなか侮れません。


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