三人寄れば文殊の知恵

三人寄れば文殊の知恵

レジ袋廃止のCO2削減効果


レジ袋を全廃するということです。

~~~~~以下引用~~~~~~~~~

東京都町田市の中堅スーパー「三和」が、同市内の小山田店で
14日から半年間、実験的に買い物客へのレジ袋配布を全廃する。
4日に市や市民団体と協力のための協定を結んだ。
レジ袋を有料にする例はあるが、環境省によると、
これまで配っていたのを全廃するのは全国的にも珍しい。  
2008年03月04日 朝日新聞

~~~~~以上引用~~~~~~~~~

スーパーのレジ袋は、温暖化の敵とばかりに
目の敵にされていますが・・・

スーパーのレジ袋を作るには、
CO2が6グラム排出されるそうです。
年間300億枚ともいわれますので、
18万トンのCO2が出されているともいえます。

18万トンといえば削減する意味がありそうですが・・・

ちなみにスーパーのプラトレーは
8グラムのCO2を排出するそうです。

トレーに入った惣菜などを二つ三つ買ったら、
レジ袋を使わなくてもCO2削減にはあまり意味がありません。

また、マイバックが奨励されていますが、
マイバックといえどもCO2の排出量はゼロではありませんし、
私もいろいろなところで、「エコバック」をただで貰っています。

差し引きはどうなんでしょう?

実はもっと問題なのが車です。

車の排出するCO2は2億5000万トンともいいます。
レジ袋と4桁も違います!

徳島などでは郊外型のスーパー、大型量販店が増えていますが、
1キロ先のスーパーに車でいった場合、
CO2の排出量は300グラムを超えます。

なんとレジ袋50枚分!

すなわち、車で買物に行くと、
レジ袋を全く使わなくてもCO2の削減には
あまり効果がないことになります。

むしろ、車の排ガスを規制したほうが効果的です。

先ほどの排出量のうち、自家用車によるものが
約半分です。単純に前年比2パーセント削減したら250万トン!

レジ袋を全廃するよりも10倍以上の
CO2削減効果が見込まれます。
毎月500キロ車に乗る人が、490キロにするだけです。

こちらの方がCO2削減には簡単ではありませんか?

買物は車を使わず歩いて行きましょう。  ゆうき

最終更新日 2008年03月15日

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