三人寄れば文殊の知恵

三人寄れば文殊の知恵

日本宗教の七宗派ーはじめに


「他力本願」などといいます。
この「他力」という言葉は浄土の教えから来たものです。
「自力」「他力」という言葉をご存知でしょうか?
「聖道門」「浄土門」ともいいます。

簡単にいうと「自力」というのは自らの修行によって
覚りを目指す教え。
「他力」というのは、仏様を信じることにより救われようとする
教えということが出来ます。

一見「他力」の方が簡単なように思えますが、そうではありません。
仏様を信じるということは、自分の力を否定することにもなります。
すなわち、助かろうと努力することも、
救われようと努力することも否定することになります。
信じきるということは大変なことなんです。

さて、真言宗と浄土真宗の違いを説明するには、
実は日本仏教についての知識が多少あったほうが
わかりやすいと思いますので簡単に説明します。

日本には現在十三宗派があるといわれます。
異論はあるかも知れませんがこのようになります。

平安仏教系 「真言宗」 「天台宗」
禅宗系   「臨済宗」 「曹洞宗」 黄檗宗
浄土系   「浄土宗」 「浄土真宗」 時宗 融通念仏宗
法華経系  「日蓮宗」
奈良仏教系  律宗 華厳宗 法相宗

カッコでくくった代表的な七宗派について
説明したいと思います。

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