三人寄れば文殊の知恵

三人寄れば文殊の知恵

お骨をどうする?



まずはお寺で預かって欲しいという相談です。

え~預かってて言われても・・・
と言いたい所ですが・・・

お寺でも納骨堂などがあるところですと預かることはできます。
当院でもお墓の建て替えなどで一時的に預かることはあります。

しかし、現在お墓がなく、とりあえず預かって欲しい
などというのはちょっと無理です。

あるときお葬式が終ってから
「四十九日までお寺で預かって欲しい」
といわれてことがあります。

「そのあとどうするのです?」
と聞くと、お墓に入れるそうです。

「ではお墓にすぐ入れましょう」
というと、
「それは可愛そうだ」

では「ご自宅で見てください」と申し上げたところ
「うちで見るよりお寺で預かってもらったほうが供養になる」

さらに
「あるお寺に聞いたら3年ぐらいまで預かってくれるそうだ」
「何年も預かって欲しいと言っているわけではない。
四十九日まででいいんですよ」
「どうしてもお骨は預かれないというのですか」

と詰め寄られましたが、
「自宅で見てください」
と突き放してしまいました。

そんなにお骨が不気味なら、
最初から拾わないほうがよいのではと思います。

ただお骨には微妙な感情があるようです。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: