三人寄れば文殊の知恵

三人寄れば文殊の知恵

お香はいいものを使いましょう


御香料、御香奠などと書いてあります。

すなわち、お香をお供えしているということです。
お香の功徳については「真言宗法儀解説」によれば、

真実知恵の火を焚焼し、菩提の果を薫じ、
法界に遍満万せしめて、その徳を成就す

とあります。
どういうことかと申しますと、火を知恵に見立て、
香を自分が得たさとり(菩提の果)に見立てて、
それを燃やしてこの世のすべてに、
その功徳をいきわたらせようという壮大な願望であります。

また、香食という言葉があります。
亡くなった方は、香のようなものしか
食べられないともいわれています。

ですから、御霊供、ご飯、お茶などは温かいものをお供えして、
その湯気を食べていただくのです。
したがって、線香は亡くなった方のご馳走なのです。

線香、お香は良いものを使いましょう。
ちなみに線香屋さんの回し者ではありません 

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