元気に透析

元気に透析

人工透析、負担上限引き上げ



人工透析、負担上限引き上げ 厚労省方針
2005年11月12日03時08分

 厚生労働省は11日、人工透析を受けている慢性腎不全の患者のうち、月収53万円以上の人の自己負担上限を、月1万円から2万円へ引き上げる方針を自民党に示した。異論がなかったことから、厚労省は来年10月から実施したい考えだ。透析の必要な患者約25万人のうち、約1割にあたる2万5000人が負担増の対象となる見通し。透析患者は毎年1万人のペースで増えており、抑制が必要と判断した。患者団体は反発している。

 透析患者にかかる医療費(患者負担を含む)は推定約1兆円で、国民医療費の約30分の1を占めると見られる。例えば透析者数のうち約7万人を占める糖尿病患者では、1人あたり年約550万円の医療費がかかっている。

 人工透析は、自己負担額が一定額を超えた分を還付する高額療養費制度の特例により患者の負担上限は月1万円に抑えられ、残りは医療保険から支給されている。

 厚労省によると、透析技術の進歩で患者が働きやすくなり、高い収入を得る人も増えてきた。また、1万円に設定された透析患者の負担上限が84年から変わらず、一般の高額療養費制度では約2.6倍になっていることも考慮した、という。


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: