NY帰り、はみだし社員の英語お勉強日記

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About


本質イメージは、「その(近くの)周辺・回り」を指す。
 これは、何か争点となる主題や目的物に対して、それに周辺事情に
「関連して」の意味から、「~について」と意訳されるためである。

talk[chat, gossip, ] about ・・・について話す[談笑する・噂話をする]
lecture[speak,preach] about ・・・について講義する[話す・説教する]

 数・量を伴う語の後につけば、その周辺は「約・およそ」となる

live about 10 miles away from here ここから約10マイルの所に住んでいる
It weighs about 150 pounds その重さはおよそ150ポンドほどだ

 定義通り、物理的にモノの周辺を表す場合は

the fence about the yard 庭の周りのへい Look about you! 辺りを見回せ
Is anyone about? 誰かその周りにいるのですか?

 人を表す単語の後で、「持ち合わせて」「かかわって」という意味にもなる。

I have no money about me お金を全然持ち合わせていない
What are they about? あの人達は何をしているのですか?

[be about to do] が、「まさに・・・しようとしているところだ」という訳になる
のは[be to do]の「・・・する予定」という行為に限りなく近づいている状態(周辺)
を示すためである。

  ♪さらに突っ込み(本質イメージから来るニュアンスの違い)♪

Hear, know, say, speak, talk, tell といった単語の後に何が来るかで、
話す・聞く・知るなどの既知レベルがどの程度なのかが変わってくる。
全て「・・・について」であるが、そのニュアンスが違う。

about は、比較的幅広く、詳しく話す場合に良く使われる。

I know well ’about’ him 私は彼についてよく知っている。

on は通例、特定の専門的な内容について良く使われる。

I talk ’on’ politics 政治について言及する

of はちょっと(軽く)触れる場合によく使われる。

I have heard ’of ’him 彼について噂では聞いている

 これらは、about(周囲), on(密着), of(一部)という単語の対象物に対して
のイメージ感・距離感の違いが、ストレートに意味の違いとなる。

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