NY帰り、はみだし社員の英語お勉強日記

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他動詞 Vol.1


思います。
 他動詞(vt)の定義は簡単です。自動詞(vi)の反対で「目的語(O)が必要
な動詞」です。自動詞が第一文型(SV)や第二文型(SVC)を構成するのに
対し、他動詞が第三文型以降を作ることができる、とかその定義が重要な
のではなくて、それが自動詞なのか、他動詞なのかを「きっちり区別して
覚えておく」ことが、とても重要なのです。
つまり文法用語はどうでも良くて、似ているようでも 、rise (上がる)と raise
(上げる)は違う単語であり、sit (座る)と seat (座らせる)は違う単語として
正確に覚えておく事が重要です。

「どうぞ、お座りください」という時に、Sit down, please. といいますが、
Seat down, please. とは言いません。
seat を使うなら、Be seated, please.と受身で表現します。
あるいは、Seat yourself, please. となります。
これはsitが自動詞であり、seatが他動詞だからに他ならないのですが、
「座れ」はどっちだっけな、と曖昧に覚えていると、本を読む時には想像が出
来ても、自分が人に言う時には迷ってしまいます。
動詞は動詞だけを単独で日本語訳と共に覚えるのではなくて、フレーズ単位、
できれば短い文単位でイメージと共に覚えていくのが最も良い方法です。

 興奮するのはエキサイトだったな、とカタカナで曖昧に覚えていても、文章を
作る際、発言をする際に間違えてしまいがちです。
 excite は「(人を)興奮させる、という他動詞」であり、「興奮した」を
I was exciting というのは、間違いであり、きっちり It was exciting. または
I was excited.と言えないといけません。
「興味がある(をもつ)」という日本語につられて I am interesting というのは、
間違いであり、interest は「興味を持たせる」という他動詞であるから正しく
I am interested in ~ と言えなければなりません。
英語では、常に「自動詞なのか他動詞なのか」、「~するのか ~させるのか」
という意識を常に持っておく必要があります。そして、その両方のどちらを使っ
ても表現できるようになるのが望ましいのです。

日本語でも、両方の言い方がありますね。面白い人を表現するのに、関東で
は、「彼、笑っちゃうよね」というところを、関西では「彼、笑かすよね」というよ
うな違いがありますね。

「~するのか、させるのか」きっちり区別して覚えましょう!

 では、他動詞(vt)一回目はこの辺で


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