まず、「~に見える」「~に思える」など断定をしないで「~である ようだ」と味付け表現する場合の動詞の代表が以下の通りです。 【lie, stand, sit, appear, look, seem 】+ C(補語) この形を見たら、頭の中にすぐ S = C のイメージが浮かばなけれ ばいけません。
次は、「~のままである」という系統の味付けをする動詞の代表が、 【continue, keep, remain, stay 】+C(補語) です。 He kept silent on that issue. 彼 = 沈黙 の状態のままだった。 He stayed faithful in the war. 彼 = 忠実 の状態のままだった。 となる訳です。英文を読んだとたんに、高倉健のような人物がすっ と出てくるようなら合格です(笑)。
次は、「~になる」という味付けをして状態の変化を表す場合が。 【become, get, grow, turn [out], go, come, run 】+ C(補語) です。 She is unconscious. の is が she became unconscious. 彼女は意識不明になった、となります。 その他にも go blind 盲目になる run wild 粗暴になる など、 なんだか、状態が悪いのばかりなので次に移りたいと思います(笑)。
最後は、味覚、聴覚、嗅覚など感覚を表す場合の動詞が、 【feel, smell, sound, taste】 + C(補語) です。 素晴らしい音楽を聴いたときに、the music sounds sweet.が元に なり、 How sweet the music sounds! その音楽はなんと快いのだろう となりますし、ワインが甘口なら、musicをwine に、sounds を tastes に変えれば同様に表現できます。