NY帰り、はみだし社員の英語お勉強日記

NY帰り、はみだし社員の英語お勉強日記

第2文型 その2


うと思います。昨日第2文型の基本は「S = C の関係が成り立つ」、
と説明いたしましたが、完全なイコールでつなぐBe動詞以外にも、
豊かな英語の表現を可能にするために、色々な動詞が第2文型で
使えるのです。そして、その動詞こそが私が一番最初に土台として
紹介した自動詞(vi)なのです。4つに分けて1.状態を表すもの、
2.状態の継続を表すもの、3.状態の変化を表すもの、4.感覚を
表すもの、の説明をしました。
 なんか細かな説明をしていた日があったな、そんなの忘れてしまっ
たよ、という方は、時間のある時にもう一度見ておいて下さい。
今日の説明と密接な関係があります。
 (http://plaza.rakuten.co.jp/tsubuyakiny/diary/2004-02-23/)

 それでは復習の必要のない方は、早速その味付け編(S ≒C)に
移りましょう。
 英語で文を作るとき、「~は~だ。」という断定だけで全部表現して
いたら面白くもなんともありませんね。~かどうか分からないけど、
自分には~に見える、~に感じる、~の気がする、など色々言って
見たいわけです。そんな時に便利なのが第2文型なのです。
 2月23日の説明と対比して見ていきましょう。

 まず、「~に見える」「~に思える」など断定をしないで「~である
ようだ」と味付け表現する場合の動詞の代表が以下の通りです。
 【lie, stand, sit, appear, look, seem 】+ C(補語) 
この形を見たら、頭の中にすぐ S = C のイメージが浮かばなけれ
ばいけません。

 次は、「~のままである」という系統の味付けをする動詞の代表が、
【continue, keep, remain, stay 】+C(補語) です。
He kept silent on that issue. 彼 = 沈黙 の状態のままだった。
He stayed faithful in the war. 彼 = 忠実 の状態のままだった。
 となる訳です。英文を読んだとたんに、高倉健のような人物がすっ
と出てくるようなら合格です(笑)。

 次は、「~になる」という味付けをして状態の変化を表す場合が。
【become, get, grow, turn [out], go, come, run 】+ C(補語) です。
She is unconscious. の is が she became unconscious.
 彼女は意識不明になった、となります。
その他にも go blind 盲目になる run wild 粗暴になる など、
なんだか、状態が悪いのばかりなので次に移りたいと思います(笑)。

 最後は、味覚、聴覚、嗅覚など感覚を表す場合の動詞が、
【feel, smell, sound, taste】 + C(補語) です。
 素晴らしい音楽を聴いたときに、the music sounds sweet.が元に
なり、 How sweet the music sounds! その音楽はなんと快いのだろう
となりますし、ワインが甘口なら、musicをwine に、sounds を tastes
に変えれば同様に表現できます。

 とにかく、上記【 】の中に出てくる自動詞を見たら、頭の中に「=(イ
コール)」の等号を思い浮かべれば良いのです。そうすると第2文型の
本質がつかめ、100%理解できます。
 そして、この第2文型が理解できないと第5文型が理解できないの
です。

 繰り返しいいますが、4つに分かれる自動詞だとか、第2文型だとか、
そんな用語自体は一切覚える必要がありませんが、=(イコール)で
つながる本質だけ理解できるようにしましょう。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: