NY帰り、はみだし社員の英語お勉強日記

NY帰り、はみだし社員の英語お勉強日記

受身 その1


いきたいと思います。態って一体何?と思うかもしれませんが、単なる
文法用語ですので、「AさんはBさんを~する」というように、動作を「行
う」ものを中心として言うことを能動態、反対に動作を「受ける」ものを
中心にしていう言い方を受動態と呼ぶ、ということだけを知っていれば
たったそれだけでOKです。

 例えば相思相愛のカップルがいるとします。普通の言い方だと、
He loves her.(彼は彼女を愛している) これで別に何の問題もない訳
ですが、女性としては彼女の立場で考えたりしたいわけで、
She is loved by him.(彼女は彼に愛されている)
と表現する事ができます。つまり受動態が分かれば、違う立場でモノ
を言う事ができるのです。これは英語の特徴的な表現ですので、この
際にしっかり覚えておきましょう。

 仕組み自体は簡単です。上記の場合だと、
 He (S) loves (V) her (O). のSVOの文の、彼女に焦点を当てたい
ので、目的語の her を前に持ってきて主語にします。そして動詞を「~
される」の形、つまり「be動詞+過去分詞」の形に変えるわけです。
 最後に「~によって」という能動態の時の主語を「by+目的格」の形で
入れただけです。どんな書き換えも、上記やりかたが原点となります。
 目的語Oは人でも物でもOKです。
 それでは、どんな人の立場でも、どんな物の立場でも表現できるよう
に練習していきましょう。

 まず、優しい彼からリングをもらった場合 He gave me a ring. を考え
て見ましょう。これは「私」の立場から見ると、 I was given a ring [by him].
となり、指輪からすると、A ring was given me [by him].となります。
 この元の文は第4文型であり、2つの目的語があるから、2通り書ける
わけです。2つの目的語があって初めて2通りの受身の文が可能になりま
す。
 そこで質問です。以下の文は何が間違っているでしょうか。

A) I was stolen my money. (私はお金を盗まれた)
B) I was blown off my hat. (私は帽子を飛ばされた)

 一目見て、こんなの英語ではないよ、と「正しい理由」つきで切り捨てた
方は上級者です。ただし、なんかつじつまあってそうだけど、違うと言われ
れば違うかな(笑)?なんて人は一緒に基礎を勉強していきましょう。

 動詞が、ask とか give, tell, show, teach など2つ目的語がある時だけ、
受身の文にした後も、もうひとつの目的語が残って後ろにつくことができる
わけです。つまり、
I was given nothing.(○) (私は何も与えられなかった)
I was asked a question.(○) (私は質問をされた)

 というような文が可能になるのです。
日本語で考えて、「私は盗まれた」がI was stolen、「お金を」がmy money
と組み立ててはいけません。 そもそも steal は目的語を2つとれる動詞で
はないのです。従って、stolen の後に勝手に目的語らしきものをつけてしま
ってはいけないのです。blowも同様で目的語を2つ取る事はできない動詞
です。
 また盗まれる事によって実際に移動したのは、「お金」であって、自分自
身が盗まれた(誘拐された)のではないですね。帽子を飛ばされることによ
って実際に動いたのは「帽子」であって、自分が飛ばされた訳ではないです
ね。こういうケースは、自分は「・・・された状態」になっているだけであって、
英語では have で表現します。
 つまり正しい英語では、実際に移動した「お金」の立場になれば、
My money was stolen. となり、お金を取られた私が主語になれば、
I had my money stolen. となります。
 ここは、間違いやすい人が多いポイントです。
 まず、第一にバーンと頭に入れなければならないのが、受身動詞の後に
気軽に目的語をおいてはいけないということです。
I was struck my head. (私は頭を殴られた)
I was introduced a lovely girl.(私は可愛い女の子を紹介された)
なんていうのは、みんな×です。何となく受身らしい「Be動詞+過去分詞」
を使っているものの、根本が違うのです。正しくは、
I was struck on the head.
I was introduced to a lovely girl. となります。
この on や to が付けられるか、付けられないかが上級かどうかの別れ道
です。

 受身表現は大事ですので、明日もまた応用編を説明していきたいと
 思います。 それでは、今日の日記はこの辺で。 

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: