NY帰り、はみだし社員の英語お勉強日記

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仮定法の基礎工事


ずつ固めていきたいと思います。
 昨日説明しました通り、「英語は時制が重要」なのですが、過去の仮定
には If +過去完了形を使い、現在の仮定には if +過去形を使うのが、
まずポイントです。一つ時制が過去にズレているかのような感覚ですね。
その過去へのズレがまさに仮定の感覚なのです。日本語でも「あの時・・・
していたならば」と過去完了的に言ったり、「今・・・だったなら」と過去形
になったり、多少似たようなシフトをしますね。
 それでは、おさらいの例題に移ります。

 適当なものを選んでください。
1. I could have done better if I (____) more time then.
A. have had B. had C. had had D. would have

 適語を入れてください。
2. If I (____) to live to be 200 years old, I should be able to learn
English completely.

1.do well は「事がうまくいく」ということです。「その時もっと時間があっ
たならば、もっとうまくいっただろうに」→「(本当は時間がなかったから)、
うまくいかなかった」の心です。過去の事実への回想ですから典型的な
仮定法「過去完了」というやつですね。一発で had had を選びたいところ
です。

2.は「もし仮に200歳まで生きるとすれば、英語を完全に習熟する事がで
きるのに、(実際は生きられないので、だめだろう)」という感じです。
 皆さんの中で一体何人が200歳まで生きられるでしょうか?妄想度満点
の場合は、were ですね。仮定法では、I でも he, she でも were を使い
ます。

 ここまでが基礎編です。何もひねっていません。しかしテストを出題す
る試験官というのは、どうしても間違えさせたくてたまらないようなので
(笑)、ちょっとひねってある場合があります。どうひねるかというと、

 空所に適語を入れてください
3. (___) he left her room earlier, he wouldn't have been caught
by her husband.
 「もう少し早く、彼女の部屋を出ていたら、彼は旦那に捕まらないで済
んだろうに」って、彼は彼女の部屋で何をしていたのでしょう(笑)。
 内容はさておき、どうも wouldn't have been の形から見ると、仮定法
の結びだと想像できますね。そこで、仮定法だ!といって、すぐカッコに
if を入れてはいけません。出題側の思うツボです。これは、あの時・・・
さえしていたら、という過去の事実への仮定ですから、彼はもう少し早く
出ておけば、出ておけば、had left, had left, had left ・・・というように
後悔が頭の中で鳴り響かなくてはいけません(笑)。従って、一旦仮定法
が分かってしまった人には、If he left ・・・では、もし彼が出て「いる」なら、
と現在の仮定になり、何かおかしい、いやどうしてもおかしい、と思わない
といけません。何が何でも If he had left でないといけないのです。 そこ
で、必殺技「 if が取れると(省略すると)、語順がひっくり返る」を使って、
If he had left ・・・ → Had he left (○)の語順にめでたく、なるわけです。

 駄目押しでもう一問、
4.(___) you change your mind, please tell me about it.
A. Should B. Were C. Had D. Will (適語を選んでください)
があったとします。「もし、心変わりをするようなことがあったら、私に知らせ
て下さい」ということですから、選択肢が何もなければ、if で良いわけです。
しかし、意地悪く if がないので困ったな、というわけです。しかしよく考え
ると、were も had も change とつながるわけがなく、will を入れても、
依頼文ではないので、おかしな文になってしまいます。従って、消去法で
も should しかないのですが、これは、現在の仮定の中で、かつ可能性が
低い時の、ひょっとしたらの should だな、と気づいて、if を省略する時は
語順が入れ替わる( V+S)になる、の技を使ったのだと、気づいて欲しいの
です。

 『過去』のことに対する仮定・もし(あの時・・・だったならば)
  英語では、 If + had p.p.(過去分詞) → 助動詞+have+p.p.

 『現在』のことに対する仮定・もし(今・・・ならば)
  英語では、 If + 過去形 →    助動詞+have+p.p.

は、特に重要であり、この仮定法の形を応用して、「・・・だったらなぁ」とい
う願望や「・・・のように」「・・・してもいい頃だ」のような言い方もできるの
です。詳しくは明日また説明いたします。彼がもし私と結婚していたら・・・
宝くじが1億当たっていたら・・・など心の中で好き勝手妄想し、楽しく仮定
法の練習をしてみましょう。


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