NY帰り、はみだし社員の英語お勉強日記

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May well の派生 その3


終わってしまってすいませんでした。あまり長くなるのも良くないと思い、
2回に分けてしまいました。今日こそ might as well を勉強しておしまい
に したいと思います(笑)。
 "may as well ・・・as ~”は「~するのなら、・・・してもいい」と原則的
には ~ と ・・・ とが同程度の意味で、通例感情を込めて「~するくらい
なら・・・する方がましなくらいだ」と訳される、とここまではOKですね。

 次は、may が might に変わる場合ですが、本質的な捉え方の原理は
今と変わりません。ただ might になることによって、表現を和らげて仮定
の気持ちが含まれてくるのです。

 例題:以下の文の意味を考えて見ましょう
(a) You might as well talk to a stone wall as to him.
(b) You might as well throw your money into the ditch as lend it
to him.

本質的にはイコールですので、
 talk to a stone wall (石の壁にむかって話しかける)
 talk to him (彼に話しかける) 

の2つがイコールの気持ちで頭の中で結ばれれば良いわけです。
従って、「彼に話しかけるのは石の壁に話しかけるようなものだ」
というイコールの気持ちの中に、つまりは「まったく反応がない」ということ
に感情が少しこもれば、「彼に話しかけるのだったら、石の壁に向かって
話しかける方がましなくらいだろうに(○)」と意訳できれば合格です。

 (b)も同じです。頭の中に浮かべなければいけないのは、as ・・・ as ~
の構文なので、「捨てるも貸すもイコールでどちらも同じ」ぐらいだと言っ
ているのだな、ということです。「あなたは貸しても十分よろしいが、それ
と同じように捨ててもよろしい」というのがもとの意味であり、それに感情
がちょっとこもると、「あなたはあんなやつに金を貸すぐらいだったら、いっ
そのことどぶに捨てた方がましなくらいだろうに」となります。
 彼はよっぽど信頼がないわけですね(笑)

 そこで、may と might でどこが違ったのでしょう。「現在形と過去形の
違いです!」というのはその通りですが、その具体的意味は?
「may は普通の言い方ですが、 might は仮定の気分が含まれている」
のが正解です。どこに仮定が含まれているかといえば、勿論
throw your money into the ditch
の部分に他なりません。
 私は三十数年生きていますが、今のところ生まれてから一度もわざと
お金をどぶに捨てたことはありません(笑)。(間違えて落としたことは何
回かありますけれども・・・)
 それに誰かがあまり自分の話を聞いてくれないとしても、石の壁には
実際にはあまり話しかけませんねぇ・・・(苦笑)。

 で、何を言っているのかというと要するに may が might に変わるのは
仮定の気持ちが含まれている(強くなっている)からなのです。つまり、
仮定ですから、人があまりやりそうもない、ばかばかしいような内容に
なってくるときは、might の出番です。それだけのことです。

 might as well の後は必ず馬鹿げた事が来るわけではなく、同じ熟語
でmay as well と同様に「~して差し支えない」とか「~してもよいだろう」
などの意味を持つケースも勿論ありますが、どう見ても起こりそうもない出
来事や実際にやりそうもない出来事に対しては might as well なのです。

You might as well expect a leopard to change its spots.
(それは豹が斑点を変えるのを待つようなものだよ)

仮定法は、主節の時制と関係ないとは以前に説明しましたね。従って
完了形を伴って、以下のようにも言えます。

You might as well have wiped your ass with this.
(これでケツでも拭いておいた方がまだましだったかもね)

 大変失礼しました。ただ、これが might as well の真髄(笑)です。

 それでは皆様から苦情が来たところで、

Might as well call it a day. (今日はこの辺で終わりにしましょう)


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