NY帰り、はみだし社員の英語お勉強日記

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不定詞 その5


詞を勉強しましょう。昔からこの手のものとして、以下のようなつまら
ない例文が並べてあります。


1.We got out of the room to talk freely. (目的)
2. I am sorry to trouble you. (原因)
3. How careless of you to make such a mistake! (理由)
4. I awoke to find myself on the bench. (結果)
5. To hear him speak French, you would take him for a
Frenchman. (条件)

 こんなのはどんな文法書にでも書いてある平凡なものですが、あ
えて注意する必要があるとすれば4.の結果を表す不定詞でしょうか。
 万一気がつかないとアウトになるので、確認しておきましょう。
 「awoke(目を覚ました)」の結果が to find (気づく)」と考えて、
「目を覚ましてみると・・・に気づいた」となる用法です。

I awoke to find myself on the bench.
= I awoke and found myself on the bench.
(私は目を覚ましてみるとベンチの上にいるのに気づいた)

 何のことはありません。「・・・を発見するために」では意味をなさない
から、前から後ろへ意味をとれば良いのです。何のことはないのですが、
ただ英文を見てピーンとこの用法が頭に浮かぶようにするためには、
どういう形で「結果」を表す不定詞が表れやすいかだけは、がっちり抑
えておく必要があります。
 「結果」を表す不定詞は awake, grow up, live などの動詞の直後と
か、never, only などの副詞と共に

"awake to ~" (目を覚まして~)
"grow up to ~ " (成長して)
" ・・・ never to ~ " (・・・して~しない)
" ・・・ only to ~ "(・・・したが~しただけ)

 の形で現われやすいようです。まず、
She awoke to find a stranger lying beside her.
She grew up to be very glamorous.
She lived to be ninety years old.
のようになる訳です。つまり「目が覚める」「成長する」「生きる」などの
動詞の後に出てきた to 不定詞は「結果」を表す用法であることに、一瞬
のうちに気づくようになれば本物です。もしも全然気づかないでさっきの
文章を
 「見知らぬ人が横に寝ているのを発見するために(発見しようと思って)
目を覚ました」(×)
 「非常にグラマーになろうと思って成長した」(×)
 「90歳になろうと思って生きた」(×)
 などとやるのは間違いです。大体、「グラマーになろうと思って」も、無理
な場合は無理ですよね(笑)。
 こういう場合には必ず気づかないといけません。「結果」を表す不定詞で
前から訳して、 to ~ はあとから訳す。ですから、頭の中にすぐ⇒という
方向の矢印が浮かばないといけませんね。つまり、「ふと目を覚ましてみる
と、見知らぬ男が横に寝ているのに気がついた」(○)が正解ですが、
一体彼女にはその前の晩、何があったのでしょうか(笑) 同様に、
「彼女は成長して、非常にグラマー(魅力的)になった」(○)
「彼女は生きて、90歳までになった」→「90歳まで長生きした」(○)
 ということです。

 この3つの動詞、awake, grow up, live には何か共通点があることに
気づきましたか。これは全て自分の意思ではどうにもならないような動作、
つまり「自然と目が覚める」、「自然と成長してしまう」「自然と生きてしまう」
わけです。こういった動詞は必然的に「結果」を表す不定詞を導きやすいの
です。
 その他には、"never to ~"や"only to ~"なんていうのがあって、
he went over to India, never to return. 
 (彼はインドへ渡り、2度と戻らなかった)

He make love to her only to fail.
= He made love to her, but he failed.
= He made love to her in vain.
= He made love to her without success.
 (彼は彼女を口説いたが、結局はだめだった)

なんていう、悲しい等号も成り立ちます(笑)。
 「失敗するためにだけ」なんて訳さないで下さいね。

 出てくる動詞は限られていますので、慣れてしまえば怖くありません。

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