月に負け犬

月に負け犬

17 ~同じ顔して何言うの~


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今、この瞬間。
私は、17歳。
生徒達はお洒落に無頓着で、みんな同じ雑誌を見ている。

そんな田舎の学校に通う、17歳。


17歳の私。
学校はすごい面倒なもの。
先生はいろんな意味で若くて、私は・・・つまり、選ばれたよう。




哲学と放課後だけが楽しみな時間。
つまり、自分の時間が良いってことね。

可愛い女の子達は、学校が終わったらカッコいい男の子達と会って、
他の女の子達がまっすぐに家に帰っている間に
あれこれと流行の歌手のお話をしているの。




私は、一人で帰って
学校の子が知らないような音楽を愉しんだり、
地下鉄でふらふらしたり、
どこかに出かけるのが好きなの。

...どこに行く訳でもないのだけれどね。





17歳の今。

特技もないし、誰に頼ってもいない。
自分に優しいけれど、なぜか忙しくしている。



変わらず、哲学と放課後は好きだし
女の子達はカッコいい男の子とおしゃべりする毎日。



ひとりで家に帰って、夕飯を食べるの。
何度も何度も、飽きずに遊んで・・・


...なんて、なんて、平和。




学校で毎日同じように顔を合わせて、同じようなことをしているのに
彼女らはいうの。

「私は他人とは違うわ。」


それは名誉なことで、その名誉は人それぞれだって私は思うけど。
私は・・・あなた方のところに行くのは、厭ね。



私は今、17歳。

・・・彼女達と同じ、17歳。





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英語を日本語に直して、自分解釈で翻訳。
一般的に“さえない”系って言われる女の子の歌かしら(´∀`*)
可愛く見えるけどね(´∀`*)






 2008年1月9日    アズ








17



now i'm seventeen
my school is in the country
students wear trainers
read the same magazines

now i'm seventeen
my school is getting tiresome
teachers - they're so young
singling me out

only like philosophy & after school the time
that's what i call my own time
nice girls meet nice boys end of school day
while other girls go strait home
talking 'bout soaps'n' that

i go home alone
like it watching the nameless people
surfing subways, travelling somewhere

"...nowhere..."

now i'm seventeen
i do not have a title
depend on no one else
busy being kind (to myself)

i go home alone
and have dinner in my sweet home
praying again, again & again

"...peace..."

i see the same faces in school & they say that i am different
i think it's an honour
i say it's an honour to B different
i can't go their way

now i'm seventeen

"...seventeen..."





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