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私たちは大抵の場合、社会が決めた文化的役割の中で人生の半分は過ごしてしまいます

例えスピリチュアルに目覚めてもそれをこの先もやめるわけにもいきません。

私たちが求められるものがあるとすれば「最高の選択」ではなく「現時点での最善の選択」だけです。

人生を少しはましなものにしたい人のためにこの世には様々なものが用意されています。
音楽や映画やスポーツや本やセックスやときにはドラッグ。

スピリチュアルというのもひょっとしてその類かもしれません。

だが、人類は以前より少しは進化していると思う。

多くの人が愛を、口先だけでない本当の愛や平和を実現したいと心から思うようになったからです。

例の2012年12月22日に実際には何が起こるか本当のことは誰にも判らない。

だが我々はとりあえず今という時間を生き、進んでいかなければなりません。

それは決して悲観的なことではなく、悲観論や冷笑主義が世界に影響力のある主だった場所で好き勝手なことを言っているだけです。

この世界を少しはましなものにしたいと思っている人たちが今大勢います。

でも、世の中まだ捨てたものではない、と思わせてくれるのも何もスピリチュアルな人たちばかりではない。

それだから、私たちはこの今という時代を楽しんで生きていこうではないですか。
2012年07月11日
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カテゴリ: スピリチュアル
常々日本では犯罪者の人権への妙な優遇や弱者が持つ権力へのマスコミの遠慮、などにより「弱者こそが強者になる社会」と言われてきました。

もちろん、今でもそういった側面はあるのですが、最近になって生活保護の不正受給などにより、一部の「得をしている弱者」に対するバッシングが増えてきました。

これは「今、日本は不況で皆苦労しているのに、はたらかないでラクしている人間は許せない」という一般大衆の気持ちを生保不正受給者への怒りにメディアが誘導しているのでしょう。

もちろん、本当の不正受給は問題です。しかし、それを追求するなら同時に「生保打ち切りになって餓死した人もいる。生保の審査は厳正に行うべきだがそのせいで本当に必要としている人まで生保を受けられなかったり打ち切られることがあってはならない」というバランスのとれた世論が必要ではないでしょうか。

私はメディアの報道には作為を感じます。何故なら不正受給をことさらに取り上げている際、まっとうな受給者の存在が無視されていること。

もう一つは不正に得をしている他の分野の人たち(利権にかかわるあらゆる人たち)にたいする批判が弱者のフリをして得をしている人たちに振り替えられていることです。

このやり方は大阪の橋本市長と同じやり口ですね。

確かに役人は無駄使いが多い。でも、全てにおいて役所が無駄なことをしているわけではない。でも、一部のムダをあげつらって全体を否定する。そうすれば自分は役所のムダを正す正義の味方、というポーズをとることができます。

メディアも根っこは権力に抑えられている。だから最高権力は批判できない。でも、生活保護の申請、受理を担当しているのは都道府県や市役所、区役所など地方行政機関の福祉課です。



そして「地方の行政は腐っている。だから強いリーダーが必要だ」的に地方改革から中央を狙っているのが橋本氏ですね。メディアの行政叩きも革新派(歌う人)には大いに利用できます。

繰り返しますが不正受給自体は問題です。しかし、世の中にはもっとありとあらゆる問題があります。わかりやすい問題をことさらに取り上げるのはマスコミの常套手段ですが、それを利用する人がいることも頭に入れておきましょう。







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最終更新日  2012年07月11日 19時37分22秒
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