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オリックスは3日、北川博敏内野手(40)の現役引退を発表した。7日の西武戦(京セラドーム)後に引退セレモニーを行う。北川は昨年6月に左アキレスけんを手術し、18年目の今季は58試合の出場にとどまった。
今年のプロ野球は、一時代をつくった選手や印象に残る選手の引退が多いように思います。本文にあった北川選手は特にリーグ優勝を決めるサヨナラホームランの強烈な印象が残っています。
「代打」「逆転」「サヨナラ」「満塁」「ホームラン」ですからね、これだけでも麻雀が好きな方ならわかると思いますが、倍満が三倍満くらいありそうですね。これに「優勝決定」「お釣り無し(5-2のスコアを6-5にしたという意味で)」ですからね。さしずめ『数え役満』っていうところでしょうか。
北川選手の場合、この年に阪神から近鉄にトレードされて、しかも主軸を打つような打者ではないし、代打の切り札といってもそこまで絶対的な立場ということもなかったと思うのですが、そういう選手が優勝を決める一打、しかもこれ以上ないという最高の幕切れはメジャーリーグでもないでしょう。また、野球漫画の作者で有名な水島新司さんでも、こんな展開は書かれたことはないんじゃないでしょうかねぇ。
そういう「漫画でもドラマでも描けないような」ことをやってのけたんですから、やはりすごい打者なんですね。
YOU TUBEでその時のインタビューがありましたが、本人は不思議と緊張はしなかった様子。カウントは1ボール2ストライクと追い込まれていたのですが、持ち前の明るさが前向きな気持ちにさせたんでしょうね。
そんな劇的なリーグ優勝を遂げた近鉄も2004年に消滅し、北川選手はオリックスへ移籍してもなお活躍していたのですが、去年アキレス腱断裂の大怪我を起こしてしまい、精彩を欠いてしまったのは残念です。
今年いっぱいで引退ということになりましたが、あの「代打逆転満塁サヨナラ優勝決定お釣り無しホームラン」という数え役満のような記憶にも記録にも残るあの一打は、日本プロ野球の伝説の一つになったと思います。
怪我もあって引退、ということになってしまいましたが、北川選手お疲れさまでした。
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