ラッキー／ありがとう日記

テレビを見ても、ネットを見ても、身の周りを見ても、文明社会に暮らす人達は、どんな目的を持って生きているんだろうと思うことがあります。メールでの質問も、ほとんどがこの問題はどうなんでしょう。どう思いますか？ 小保方さんがどうした、こうした。白鵬がどうしたこうした。どこそこの整体は百円でしてくれるとか、自分は何処に行ってもよく成らないから諦めたとか、高齢者とは何歳からだとか、人の賠償金が幾らだったとか、暇人の多いこと。正直な気持ちを言うと、ラッキーは他人のことなんかどうでもいいと言うのが本音で、そんな暇があったら、うたた寝でもして不思議な夢でも見ている方がよっぽど楽しいですよ。

私達の一生は一時の夢の如しで、本当に短いもので、松尾芭蕉と言う人は、人生とはと問われ｢古池や　蛙飛び込む　水の音｣と答えて居ます。人生はカエルが水に跳び込んだ時のポチャンと言う音の如しだと言っています。これはラッキーの洞察では、カエルが古池に飛び込むのを見て読んだ句では無く、創作だと思います。例え話だと思いますよ。カエルは普通は池には飛び込まないものですよ。飛び込むとしたら、命の危険を感じた時は飛び込むかも知れませんが・・・カエルが水に飛び込む所を見た事のある人居ますか、多分居ないと思いますよ。泳いでいるところは見ることはあっても。この俳句を読んで静けさの表現だと思っている人が多いかも知れませんが、人生の短さを水音に例えている俳句だとラッキーは思います。

何れにしても、それほどまでに人生って短く儚いものなんですね。お釈迦様は人の一生は刹那だと言って居ます。一秒よりも短い時間を意味する言葉です。ラッキーは、浮き世の煩わしさを感じた時は、空から地上を写した写真を見ると心が落ち着くんです。どんなに高い高層ビルもマッチ箱ですよ、そのマッチ箱の中で、あーじゃーこうじゃーと争い、奪い合い、四っ苦八苦して暮らしている。ベンツだBMだと言ったところで、蟻の如しに連なってちょろちょろして居ますよ。宇宙から見たらどうでしょう。地球が米粒にも満たない存在なんですから、地球の中のことなんか存在以前のものですよ。

高い処から地上を見下ろして私達の存在の在り様を考えるのは善い薬に成るんです。如何に詰らないことで争っているか、如何に無駄な時間を過ごして苦しんで居るかが何となくでも見えて来ますよ。ひと晩寝て起きたら、それらの気づきは何所へやらなんですが、ことあるごとにそれを繰り返せば良いんですよ。この服が似合うの似合わないの、どこそこの学校が良いの悪いの、あれが美味しい、これが美味しい、太ったの痩せたの、誰が何をした、かにをしたと熊手で集めて来ても、なんの得にも成らないですよ、損することばかりで・・・

最近は、声をだして笑っている人が少なく成っている気がしますよ。大阪のおばちゃんは別として、大阪のおばちゃんも、昔と比べたら、やっぱ笑っている人が少なく成って居るのと違うでしょうか。下手に笑うと訴えられる気配さえ感じる今日この頃ですから、笑う門で疫病神が笑っているかも知れませんよ。素直な気持ちで笑える時代では無く成っていることは事実で、老いも若きも暗いのが多いですよ。男も女も、よく笑う人が素敵な人だと思うんのはラッキーだけでしょうか。笑いの理由を考えている人が居ますが、笑いに理屈や理由はは要らないのと違うでしょうか。理由を考えて居たら腹が立ちますよ。

あなたの幸せと健康を祈ります(^^)v

【ラッキーの一言】色とりどりの傘が、雨に咲く紫陽花の如しですよ。

ラッキーでした(^O^)／