☆ ☆ SARRYの「ありがとう」日記 ☆ ☆

☆ ☆ SARRYの「ありがとう」日記 ☆ ☆

極楽と地獄



 地獄では、直径1メートルほどの大鍋に
おいしそうな麺がぐらぐらと煮えており、
1メートルもの長さのある箸を持ったおなかをすかせた人々が
我先にと争って食べようとするが、箸が長すぎてうまく口に運べず、
大混乱、大喧嘩となり、結局、麺はすべて鍋からこぼれ落ち、
誰も食べることができなかった。

 一方、極楽では、小さい鍋をかこんで、
普通の長さの箸で食べているのかと思うと、
地獄と同じ大きな鍋で、皆が同じ1メートルの長い箸を持って、
同じ麺をつついている。

 ただ違ったのは、極楽の人々は箸で麺をつかむと、
向かいの人に「この麺はおいしいよ。お先にどうぞ。」
と言って先に勧める。
向かいの人も気持ちよく一口食べ終わると
「ありがとう。今度は私にお返しをさせてください。」
と言って、長い箸で麺をつまんではお返しに相手の口元へうまく運び、
すべての人々が愉快においしい麺をたいらげた。

(極楽と地獄も、物理的な条件は同じで、
違うのは人の心、つまり「人生の方程式」における
「考え方」なのだ、というお話。
著:曹岫雲、『稲盛和夫の「人生の方程式」』、
P205より。仏教の説話と思われますが、正確な出典は分かりません。)

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: