毎日が・・・日常着物生活の日々

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紗無双の事




紗無双は二枚の紗で、出来ていて二枚で普通の生地の一反分の重さに作られています。
盛夏の着物ではなく、単衣の時期に着ます。      
私は初夏の5月後半から6月だけだと思いますが最近は9月にもお召しに為るようです。
(姉が9月の結婚式に着るといっております。あぁ~~)
いつまでも薄物系は引は 引きずらない方がよいと考えますが。

 無双とは二枚の生地が繋がっている事を意味します。
二枚の布が切れている場合は紗合わせと言います。
紗合わせは絽の生地に紗を合わせる事もあります。
これを絽紗袷という人もいます。(私の友人です)

 仕立て方ですが一般的に二枚を重ねてしっかりと閉じてしまうのが殆どです。
ある仕立て屋さんによると
「 袖口、衿、上前の妻、裾の上前部分だけは閉じることなく離してみました。これにより上前も、歩けば別々に動くので風も含み、モアレも美しく見え、袖口にも動きが出て衿は別々に重なるので、名前の通りの紗合わせになりました。
 もちろん背縫い、脇縫い、下前の裾などは閉じてあるので着るのも難しくありません」
と書いてあります。
これも歩くと涼しそうで良いですね。

最近一緒に出かけたお仲間は前者の方でした。
長く着物ハンガーに掛けておくと、シワが出ることも多いようです。

こんなもので宜しいでしょうか?

私は昔着ていて派手に為った、絽の訪問着に紗を重ねて後者の方法で作って見ようと、実は画策していたところです^^

(2004年5月31日12時50分)






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