小桃堂 亜莉のつれづれ日記 おいしい。きれい。きもちいい。

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アーユル的季節の過ごし方~春の不快症状編



桜も咲き始め、すっかり春めいてきた今日この頃、皆さんいかがお過ごしですか?
陽気はいいのに、なんだか健康状態が優れない人、意外と多いのではないのでしょうか?

当然、花粉症とか。その他アレルギー症状の悪化。
皮膚疾患。おっぱいトラブル。
もう少しすると、鬱っぽくなったりする人も増えてきます。

なんでそんな事になるのか???
アーユル的に春とは<冬に溜まったカパが溶け出し、悪化しやすい時期>なのです。

冬、寒さから発汗する事が少なくなり、さらにあまり体も動かさないので、体にどんどんカパを溜め込んでいきます。
で、春、雪が溶けるように、その溜まったカパがじわじわと溶け出し、上手に排泄できないと悪化して悪さをするわけです。

カパのつかさどるものは<水、土>カパの部位は<鼻、胸>です。
だんだん判ってきたでしょうか?

そう、花粉症などのアレルギー疾患は、まさにカパの悪化から来る病気なのですね。

ちなみに、これに有効な方法をご紹介。
●ターメリックの鼻うがい&オイル点鼻
 器に(急須などの注ぎ口があるものが便利)ぬるま湯、ターメリック少々、塩ひとつまみを入れ、鼻うがいをする。鼻うがいが苦手な人は、顔を横に倒して、横から注ぎ込む。その後、鼻をかんでよけいな水分を出し、ターメリックオイルを鼻の中に一滴たらす。少しマッサージして鼻をかむ。

ターメリックの消炎効果で即効性があります。
同様に、ターメリックオイルでのうがいは、副鼻腔の炎症に効果があります。
これは、私も副鼻腔炎の時にお世話になりましたが、速攻で楽になりますよ。

その他、運動して発汗する。サウナで発汗する。マッサージで発汗する。
絶食、小食療法をする。
などもカパを上手に排泄できるので楽になります。

イクちゃんは、今年、ものすごくアレルギーがひどかったのですが、悪化してからものすごくサウナに行きたくなって、行ったらものすごく楽になって不思議がっていましたが、当然なのですよ~。

そうそう、カパのバランスが崩れて来ると、さらに崩す方向で食欲が湧くので要注意です。
例えば、甘いものが無性に欲しくなったり、肉類がとっても食べたくなったり・・・。

あと、おっぱいトラブルですが・・・・
おっぱいは、カパがつかさどっているので、この時期すごくつまりやすくなります。
特に、2~4月に赤ちゃんを産んでおっぱい最盛期がカパの時期だった人は、授乳期間中、結構おっぱいトラブルになりやすいはず。
しかも、この時期のしこり、ちゃんとケアしておかないと、後々癌化したりする場合があるそうです。

ちなみに、私は最近、ものすご~~~~くストレスを受けた日に、おっぱいをくわえた小桃に「おっぱいにわるいむち(虫)がいるの!」といわれ、びっくりして聞き返すと「おっぱいにがい」と言われました・・・・・。ショック。

あと、鬱もカパの悪化からくる場合が多いです。(ウ゛ァータの乱れも関係しますが)
カパは、悪化すると、精神状態が<堕質>と言うものになり、何もする気にならなくなり、鬱々としてしまうのです。(春眠暁を覚えずなのも、カパが増えるからですよ)
俗に言う<五月病>も、カパの悪化からくるのです。
そんな時は、動く気がしないでしょうが、汗をかくような事をすると、ちょっとは楽になりますので、覚えておいて下さいね。

汗をかく以外に効果があるのが、断食や半断食。
完全絶食は医師の指導のもとやるのが良いと思うのですが、手軽に出来るのは週末だけの半断食。
白湯、生姜湯などを摂り、ウ゛ァータタイプはおかゆ。ピッタとカパは排毒スープのみで1日を過ごすと言うもの。カパだけでなく、他のドーシャが乱れた時にも有効です。


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