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9 3 長塚-2室井兄
前受けは稲垣で、小林が中団から。
赤板からゆっくりと一成が小林を押さえる。
鐘で前を叩こうとしたところで、稲垣も突っ張り気味に踏む。
一成はすんなりと諦めて引くと、稲垣はわざと内を開けて
小林を誘導するような、実に心憎いほどの巧い競走。
室井のナイスアシストもあって、難なく中団を確保。
後方に置かれた一成は仕掛けどころを逸してしまい、
最終2角過ぎから稲垣の中団捲り。
長塚も番手から出るが、稲垣の脚勢も衰えず、
直線に入り、粘る長塚を交わして1着でゴール。
僅かに及ばなかった長塚は2着。
稲垣マークの室井が流れ込んで3着でした。
今日は稲垣の巧さと読みが素晴らしすぎました。
一成が無理に主導権を狙って来ないであろうと見ての鐘での突っ張り。
一成が引くと同時に内を開けて、まんまと小林を出させて中段確保。
この辺りは見事としか言いようがありませんでした。
一成も小林も、稲垣の掌の上で踊らされているような感じでした。
一成はここに来て若さが出てしまいました。
稲垣の心理を読み切れなかったのと、勝ちを意識しすぎたのもあるでしょうか。
どうせ先行する気は無い稲垣に対して、
あそこですんなりと引いてしまっては、もう勝負権はありません。
強引に先頭に立ってからでも流せたと思いますし、
あれだけのダッシュがあるのなら、赤板から中途半端に動かず、
鐘過ぎ辺りからのカマシでも良かったような気もします。
とにかく、今日は稲垣の巧さにつきます。
これまでに無い、新しいタイプの稲垣を見たような気がします。
本当に素晴らしいレースで、感動すら覚えました。