個人主義と団結が同居のアメリカ人  


毛利衛氏の乗ったスペースシャトル「エンデバー」には「努力」あるいは「試み」という意味がある。「エンデバー」で思い出すのが、約25年前に佐世保市に入港した原子力潜水艦「エンタープライズ」。それには「事業」あるいは「冒険心」という意味がある。


「エンデバー」や「エンタープライズ」に、アメリカ人の気質が実によく表されている。努力、試み、事業、冒険心がアメリカ国民の好きな言葉といえよう。


米国人の個人主義は有名であるが、その対語の「ユナイテッド」(団結した)という単語も結構好まれている。私は18年前に米国に派遣されて日本資本の不動産会社設立に加わったことがあるが、会社はユナイテッド・デベロップメント・コーポレイションと命名された。個人主義尊重と同時に団結、協力するわけで、これは人間社会の基本であろう。


                          【読売新聞 11月1日掲載】




2004年1月13日追記 『競争』と『協力』、これがいつの時代にも通じる車の両輪だ。私の教育目標は、この『競争』と『協力』に、『返事』、『漢字』、『掃除』を加えていた。2C(competition,cooperation)と、3じ(へんじ、かんじ、そうじ)だ。じは、Gだ。だから、2C,3Gの原則と呼んでいた。半分は言葉の遊びだが、真理を突いている。へっへっへ。(笑)。

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: