ちょっといい女

ちょっといい女



雨に濡れたシャツが

肌を浮き出してくるのさえも

構わずに立ち尽くしていた


―――しばらく濡れていたいから―――

―――涙をごまかしてくれるから―――


男達の視線の中に

あなたを探していた


銀色に光る

冷たい糸

髪にまとわり

肌を伝う

ふらふらと

誰かの腕に抱かれたなら

こんな弱い私が

きっと崩れてしまう


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