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2007.06.17
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カテゴリ: +柳井ゆきの日常+



<特徴>

・自分が何者なのかよくわからない
・見捨てられる不安や恐怖心が強い
・自己像がよい自分と悪い自分の二つに分裂する
・他者を過大に評価し理想視(理想化)していたかと思うと、彼らが期待するような形で自分を「わかってもらえない」と察すると、急にこきおろしたり激しい攻撃を向けたり、自分の思うままに操ろうとして他者と安定した関係が保てない
・人と適度な距離感を保てずグレーゾーンのない好きか嫌いかの両極端で不安定な対人関係しか持てない
・物事を極端に受け止めやすい
・感情が不安定で変化しやすい
・数時間から1日~2日で気分がコロコロと変わる
・価値観や人生観が変化しやすい
・自分は無価値で消えてしまいたいと思う
・他人の欺瞞を鋭く見抜いて非難する
・虚言が多い
・キレやすい
・どこか「本物でない」感じを持ち続けて退学や転職を繰り返す
・自殺未遂を繰り返す(とくにリストカット、アームカット、オーバードーズなど)
・薬物中毒やアルコール中毒の傾向
・無謀な運転
・ゆきずりのセックスを繰り返す
・プライドが高いわりに自尊心が低く他人の評価に敏感でとくに批判や失敗や拒絶に過敏に反応し激しく傷付いたりうつになる
・慢性的な空虚感と虚無感
・アイデンティティおよび主体性(自分は一体何者かという継続し安定した実感)の欠如
・自己主張する割に甘えが強い
・大人の顔をし知性を駆使しながら3、4歳のような愛情を求める
・共依存できる相手を敏感に察知して幼児退行(赤ちゃん返り)しやすい
・感情の起伏が激しく自分で感情をコントロールすることが苦手で周囲を巻き込んでしまう
・怒りや敵意などを言葉にすることが苦手ですぐに暴言や暴力、破壊的な行動に移してしまう
・すべては世の中が悪いのだ、私は犠牲者だ」という被害妄想的な思考パターンを持つ
・最も身近な相手を振り回し、相手が自分を見捨てないかを試し続ける
・周囲の空気を読むことが苦手で個人主義的、一匹狼的な信条を持ちやすい
・騒ぎを起こして自分ヘの注目や関心を集めたがる
・愛情独占欲求が過度に強く常に誰かとつながっていたいと願う
・嫌われたり捨てられるのではないかという恐怖心や猜疑心から攻撃行動をとりやすい
・ときに自ら嫌がられるようなことをわざと行ない、「ほらやっぱり私を見捨てた」などと相手を困惑させるなど

こうした症状がおさまっているときは、一見周囲によく適応していたり、明るかったり細やかな気配りを見せたり、冷静で人一倍論理的に話すことができたり、魅力的に見えたりすることさえあり、健常者と見分けがつかなかったりします。
安定したいわゆる正常な状態と情緒不安定な状態を頻繁に往復するのが特徴なわけですが、良くなってくると、この往復の頻度や振幅が徐々に減ってきて安定に向かいます。
健常者でも、上述のようなBPD的なエピソードのうちのいくつかは誰もが経験することですが、BPDの場合、その出現頻度が健常者よりも目立って多いだけであるとも言えます。
気分の波があることで双極性障害(躁鬱病)と誤診されることがまれにありますが、双極性障害の波が数カ月単位なのに対し、BPDの気分の波は多くの場合数時間から数日なので容易に鑑別できます。
なお、精神科医やカウンセラーが初回面接で受ける第一印象は、はかなげで、けなげで、純粋無垢で、世間ずれしていないといったものであることが多いと言われています。
この印象を覆すようなBPD特有のエピソードがおおむね3ヶ月以内に面接場面で表面化するといわれています。

<対応>

また周囲の方の患者さんへの対応としては、周囲がまず安定し幸せになることです。
患者さんはそれを見習い、やがて取り入れ、安心して健全な精神を取り戻します。
穏やかで安心感が持てる家庭や職場、学校を築くよう努めて下さい。
また、患者さんの欲求や一人になることへの不安に対して共感的理解を示す一方で、明確な限界を設定し(例えば夜何時以降は電話しない、ここまでは許せるけどこれ以上は許せない行為だ、など※これらは「限界設定=リミット・セッティング」と呼ばれ最近とくに重要視されています。)、一貫性のあるはっきりとした態度を維持することがよいとされています。
つまり、健常者に対するものと同じような常識的な対応が必要です。
「できることをやり、できないことはやらない。深追いはせず、拒絶もしない」というのが長続きするコツであるとされています。
また、知らず知らずのうちに周囲が患者さんを依存的にさせ無理な要求などをエスカレートさせてしまうケ-スも多いので、適切な距離感と客観性を保つことが重要です。
また、言動や行動などがコロコロと変わり予測がつかないこと、頻繁に常識を逸脱するようなことを平然とやってのけてしまうことが多いので、そうした言動や行動に振り回されたり、一喜一憂していると周囲はへとへとになって疲れきって次第に対応もなげやりになってしまがちです。周囲の方の代表的な声としては、「何とかして助けてあげたい」、「実は自分も相当辛い」、「本当に病気なのだろうか」の3つが挙げられるそうです。
まずは、周囲の方々はご自身のこころと身体を少しでもゆっくりと休ませてあげてください。

 「大っ嫌い、行かないで」がボーダーの最大の特徴です。
それは、安らぎへの希求と不安定な状況への嗜癖性という相反するこころの状態の並存を意味します。
周囲は、その言動に振り回されず、大地のように動じず、そばに寄り添い、味方であることを永遠に訴え続ける努力が必要です。
動じない=存在を認めないということではありません。
動じないことで、ある程度の攻撃を受けるかも知れませんが、それを上手にかわしていく方法を見つけだすように努力してください。
「BPDの患者さんから向けられた言動は、あなたへの個人攻撃とは取る必要はない」ということを理解すべきだと言われています。
なぜなら「彼らは現実と空想の区別がつきにくいところがあり、目の前のあなたに対して投げかけている言葉でも、あなた以外の誰かを心の中に思い浮かべて言っている可能性があるから」だそうです。

具体的には、自分がとても理不尽なことを要求されていると感じたら、いきなり遠ざかるのではなくて、時間的にも距離的にも少し間を置いて接してみることです。
目安としては「遠すぎず少し近め」がよいとされています。
ある精神科医はBPDの患者さんへの対応について、「大地のように、水のように、患者さんに接し、地のごとく支え、水のごとく浮かべ、患者さんの激しい行動に耐えていると、いつしか患者さんは新しい出発点に立つかも知れない、そうはならないかもしれないが少なくとも害はない」と述べています。また、「BPDの患者さんに対しては壁(あるいは鏡)になれ」とか「目の前に落とし穴があっても、それに気付かぬ振りをして患者さんがそこに落ちても自力で這い上がるのを暖かく見守れ」などといった心構えを持っている治療者も多いようです。

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最終更新日  2007.06.18 00:29:52
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安田 さん
はじめまして。こんな人いるんだねぇ。おもしろい日記があったよ。
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